新しいものを受け入れるために【何かを選ぶということは何かを手放すということ】

毎年開催していた東西対抗東海道53次ウルトラマラソン。今年は初めてエントリーがゼロだったので私1人で走ろうかと思っていましたが、ここは潔く中止にしました。次回は来年の秋の3連休どこかで開催しようかと。これに関してはまったくの未定です。詳しくはいずれ話をします。

合わせてではないのですが、毎週土曜日に開催していた練習会も終了です。ただ、これは毎週水曜日の19時からに移行。ランレコードの練習会が毎月第1・3水曜日になったので、それ以外の水曜日にRUNWAYの練習会を入れます。ランレコードは無料で、RUNWAYは有料……やることは同じ。

これで毎週水曜日の夜は予定が埋まり、毎週土曜日のスケジュールが空きました。これから新しく始めることに向けての準備なのですが、本当はきっとここまでする必要はないのですが、自分の中で明確な変化が欲しかったのかもしれません。今日の延長線上に明日があるのではなく、明日から新しい人生が始まるみたいな。

変化を好むのは昔から。環境が変わることで自分をリニューアルできますし、これまでのダメだったところ、良くないところを前の環境に置いてくる。新しい環境には、自分の理想とする自分だけ持っていく。もしくは「こうでありたい」理想の自分を持っていく。そうやって46年生きてきたわけです。

新しい環境に移行するときには、必ず荷物を減らします。物理的にも精神的にも。徹底して物を減らすことで、物に支配されないようになりますし、精神的に身軽になればやれることが増えます。人間というのは持てる荷物の量に限りがあります。これは最近ずっと言い続けていることです。

両手がふさがったら、当然新しいことはできません。私たちには1日24時間しか与えられていませんので、新しいことをしたければ何かを手放す必要があります。少なくとも私の場合は。24時間を使い切れていないのであれば、新しく何かを始めるときに、別の何かを手放す必要はありません。

豊かさや幸福度で考えると、これまで通りというのが1番なのかもしれません。何も変わらない。何も変えない。そのほうがエネルギーを消耗しませんし、人生で失敗することもなくなります。でも、私は失敗を悪いことだとは1ミリも思っていません(反省も改善もしますが)。人生で大事なのは経験すること。

これまで触れたことのないものが目の前にある。それを手にするには慣れ親しんだものを手放す必要がある。私にとってそれを躊躇する理由はひとつも思い浮かびません。今回は手放しやすいものを手放して、もうひとつは持ち方を変えただけで手放してはいませんが。

かつて、1日1個ずつ物を手放す生活をしていましたが、あのときは会社員という立場まで捨ててしまいました。それが新しい出会いを生み出しました。昨日もあるメーカーの担当者さんとの出会いがあり(Zoomでは会ってましたが)、会社を辞めてから知り合った人の数は会社員時代とは比べ物になりません。

大きな物を手放すほど、自分の懐に余裕ができるのでしょう。逆に考えれば、人にはそれぞれキャパがあるということ。絶対にしませんが、RUNNING STREET 365を手放したら、私はきっと完全に自由になります。空でも飛べてしまうような気がします。それが物をひとつずつ捨てて気づいた真理。

何が自分を縛り付けているのか。何が自分の壁になっているのか。それを見極めて、ひとつずつ整理していく。今はそんな作業をしています。「これは手放してはいけない」というのは自分の思い込み。なくなって本当に困るものは「人」くらいです。お金も家財も全部失ったってやり直せますから。

人がいればなんとかなる。実際にここまでの6年間は多くの人に助けられながらやってきました。自分の実力だけでは請けられないような仕事も紹介してもらっています。自分の知らない世界の話をしてくれる人がいるから、私はいつもワクワクしながら過ごせています。色々手放して、最後に「人」だけが残った。歳を重ねたときそんなことを言ってみたいものです。

RUNWAY練習会開催中

効率のいい体の使い方を中心とした練習会を毎週水曜日に日比谷で開催しています。記録が伸び悩んでいる人や、ケガをしにくい走り方を身に着けたいという人のための筋トレ&走り方講座中心のトレーニングを行っています。

日時:毎週水曜日19時〜20時30分
場所:国立競技場外周
参加費:2,000円(第1・3水曜日は無料)
申込:こちら

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