珈琲のある生活【新しいことを始めることで広がる世界】

珈琲を自分で淹れられるようになりたいと少し前に書きましたが、珈琲を淹れるための道具がようやく揃ったので実際に豆を挽いて珈琲を淹れてみました。それが17時だったのもあって、その日の夜は目が覚めてしまって眠りが浅く……挽きたての豆で淹れる珈琲はカフェインが多いのでしょうか?

最初は勝手がわからないので300mlで淹れたのもよくなかったのでしょう。夕方にタプタプの珈琲なんか飲んで寝れるわけがありません。まだ自分にとっての適量がわかっていないので試行錯誤になるかと思いますが、とりあえずしばらくは200mlで淹れることにします。

味は……珈琲です。お世辞にも「旨い」とは言えません。まずくもないのですが、いたって標準的な珈琲ができあがりました。当然ですよね。まだ凡人以下の初心者なのですから。最初から美味しい珈琲に仕上がるわけがありません。豆の挽き具合もお湯の注ぎ方もこれから勉強です。

自分で珈琲を淹れれるようになると決めてから、大きく変わったことが1つあります。それは外で珈琲を飲むときに、味を意識するようになったということ。これまでは何も考えずに飲んでいましたが、最近は酸味と苦味の違いやフレーバーも意識するようになりました。

例えばマクドナルドの珈琲はやたらと酸味が強く感じますが、そうなるとどこの豆なのかが気になり調べたりするわけです。無知なところからスタートしているので、乾いたスポンジのようにどんどんと知識を吸収します。そして知識が入るとまた味の感じ方が変わります。

これが学ぶことの醍醐味ですよね。世界がどんどん広がっていきます。あとはそれが上手く定着すればいいのですが、きっと上手に珈琲を淹れられるようになるまでは情熱が消えることはないでしょう。それはランニングと同じで、ランニングは未だに自分の理想にはたどり着いていないので楽しめています。

きっと珈琲もそうなんじゃないかなと。だからこそ珈琲の魅力に取り憑かれて自分でお店を開いてしまう人がいるわけです。私はさすがにその未来はなさそうです。きっと永遠に美味しさを追いかけ続けるのでしょうけど、それを職業にするなんてことは考えられません。

自分とそして近い人に珈琲を淹れられたらそれで満足。ただ、どういうシーンで人に珈琲を淹れるのかと考えたら、ほとんどそんな状況は考えられません。誰かが私の家に遊びに来ることもないでしょうし、誰かの家に行って珈琲を淹れるなんていうのは違います。だいたい他の人の家でキッチンに立つのは嫌い。

だから完全に自分の楽しみだけのために珈琲を淹れる。本当に美味しく淹れられるようになったら、旅先にも道具を持っていってホテルで飲むなんてこともできますが、それは1年後とか2年後とかいうレベル。ただ、珈琲道具を持って旅するなんてちょっとおもしろそうです。

ただ、珈琲もきっとランニングと同じで経験が重要。1日に自分のためだけに1〜2杯淹れる程度だと、きっと凡人の域を超えることはないでしょう。だからきっとこの先に待っているのは、旅に出たら美味しい珈琲屋さんを訪れるというような未来かなと思います。

珈琲について勉強し始めて分かったのはドリップの仕方も人それぞれで、そして何よりも味覚がみんな違うから「最高の1杯」はみんな違うのだということ。だから自分にとっての最高の1杯を自分で淹れられるように、時々は他の珈琲を飲むようにする必要があります。

そうなるとこれまでのようにドトールで気軽に1杯とかしなくなるんでしょうね。なんとも財布に優しくないものです。でも私の場合はお金をそういうところに使うのが合ってそうな気がします。物を買うのではなく体験を買う。それが自分の成長や自己満足につながるなら悪い投資ではない気がします。

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