人生は思わぬことが起きるからこそフリーランスでいたい

ちょっとイレギュラーなことがあって、本来なら自宅に戻っているはずの今朝も伊豆高原にいます。1泊だけかもと言われていた宿直が、1日ずつ伸びて3泊になったわけですが、こういうことをとっさにできる立場って悪くないもんだなと。

万里の長城マラソンの対応で自由に動く必要があるから、フリーランスという立場になったわけですが、それは万里の長城マラソンに限ったことではなく、何に対してでも同じで、「東ニ病気ノコドモアレバ 行ッテ看病シテヤリ」なわけです。

会社員を否定するつもりはありませんが、会社員はどうしても仕事に縛られます。安定した労働力を供給する見返りとして、安定した給料をてにするという契約だから当然のことなのですが、私のように人間の中には安定した労働力を供給することにデメリットを感じる人もいるわけです。

もちろん、私だって将来を有望視された時代もある会社員だったわけです。会社員だからできるやりがいのある仕事もありますし、誰かと協力して働く楽しさというものも知っています。でも、それ以上に動きたいときに動けないことをデメリットと感じます。

世の中のフリーランスの多くが、自分にやりたいことがあって独立するのだと思います。私も万里の長城マラソン日本事務局をちゃんとやりたいという思いで会社をやめましたが、仕事として何かをやりたかったわけではありません。

機械設計は天職だと思いますが、しがみつくほど好きなわけでもありません。だから会社を辞めたときに、機械設計という選択肢は最初から持っていませんでした。機械設計だと受注したらプロジェクトが終わるまで時間が自由にならないので。

ライターの場合は1本毎の仕事ですし、多少はスケジュールに融通を利かせられます。特にコロナ禍になってから、誰かと遊ぶということもほとんどなくなり、土日に仕事をして平日に走りに行くということもしやすくなっています。

そして人生にはいつだって思わぬことが起きるわけです。こんな情勢じゃなかったら、間違いなく台湾に飛んでました。中国語も話せないけど、親切にしてくれた人たちが暮らす地域での大地震ですから、気が気でありません。

台湾はひとつの例ですが、困っている人がいたなら助けに行ける環境に身を置いておきたいんです。それが私に与えられた役割だと思っているので。もちろん、思い込みの可能性が高いのですが、思い込みだっていいじゃないですか(開き直り)。

知り合いを見渡したら、そういうことができる人は1人くらいいる世の中が健全。寅さんが生きていけるくらいのいい加減さがある世の中のほうが素敵じゃないですか。まぁ寅さんの映画はこれまで1作品も見ていませんが。

難しいのは困っている人は困っていると言わないんですよね。だから、こっちが気付かなくてはいけない。いや、それはちょっと傲慢な考えですね。多少なりともSOSの信号を出していたら、それに反応できる自分でありたいなと。

もちろん世界中の困っている人を助けたいわけでもありませんし、助けるつもりもありません。そんなだいそれたことができるとは思いませんから。私は自分の器のサイズでできることをやるだけ。背伸びもせず、大きく見せようともせず。

ただ、自分にできることを全力で取り組む。別に良いことをしたいわけではありませんよ。やるべきことがあるという状況が好きなだけ。いや、そういう状況でないと生きられないだけです。Win-Winの関係ってやつですね。まぁ誰も私を頼らないのがベストなんですが。

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