年末にあれもこれも欲しいモードになってましたが、宿直の仕事をしてたら煩悩がキレイに消えて、物欲が綺麗さっぱり無くなりました。宿直は仕事ではなく修行だったようです。ただ、北海道の拠点に向けていろいろ買い揃えなくてはいけません。レオパレスなので家具も家電も最小限でいいのですが。
最初から洗濯機も電子レンジもテレビあるんですよ。鶴巻温泉の自宅よりも便利です。ただ電熱コンロが使い物にならないみたいなので、IHクッキングヒーターが必要ですし、パンを焼くのにトースターも。MacBook Airの外付けディスプレイやキーボードもないと仕事になりません。
あと調理器具や寝具もいるんですが、全部で10万円くらいに収まるでしょうか。最初からあれこれ揃える必要はないので、まずは寝具と仕事環境から。調理器具関係は徐々に増やしていくとしましょう。レオパレスなのでおそらく本格的な自炊はしないでしょうから。
物欲がおさまったものの、理想の家からはまだ遠く、手放したいものや買い替えたいものも多々あるのですが、まずは北海道の拠点を優先です。鶴巻温泉は眠れればいいくらいの場所ですから。何だったら鶴巻温泉の自宅で使っているものを持っていこうかと思っているほどで。
ただ何かを買い始めると、また物欲が出てくるんでしょうね。どこかに心理的なスイッチみたいなものがあって、何かを手にすると「もっと欲しい」となるのでしょう。欲しい物を手にしたわけですから、物欲は下がって然るべきなのに、反対に高まってしまうわけですから。
何かを購入した時に私たちは何らかの高揚感が発生し、それが麻薬のように「もっと気持ちよくなりたい」と思って別の何かを買いたくなる。資本主義経済が上手く回っているように見える最大の原因がそこにあるような気がします。人はどこまでも貪欲な生き物ですから。
人間の欲というのは厄介で、所有欲や食欲だけでなく認められたい欲なんかもあって、ほとんどの人がそこで時間も労力も消耗してしまいます。この「欲」というものがあるから人間は発展してきましたか、できることならゆっくりと減らしていきたいものです。
ただ「欲を減らしたい」だけでは振り回されるので、なくすことだけでなく、上手にコントロールすることも大切なのかなと。たとえは物欲は、買わないスタイルが長く続くとどこかで物欲が爆発してしまいます。それが年末の私の状況で、そうならないために普段から少しずつ買い物をして満たしておくことも大切。
好きな服を買うとか、新しい調理器具を買うとか。使わない物を買う必要はありませんが、自分のモチベーションが上がるモノに対しては人生への投資と思ってケチらないこと。もちろん必要以上に購入するのはよろしくありませんが、買わな過ぎるのもよろしくありません。
ただ何かを買うときには、必ず捨てるときのことを考えること。物欲を満たすために買ったモノは、いずれ使わなくなるモノです。だから、捨てやすいサイズ感のものを選ぶこと。いまの自宅にあるもので失敗なのは仕事用の長机。170cmくらいあるのですが、大き過ぎて捨てるに捨てられず。
あとは昔購入した陶器のプランターも自治体で回収してくれないので、捨てることができずにずっと手元にあります。そういうことのないように、何でもすぐに処分できるようなモノを買い揃える。北海道の拠点は特にそうです。必要なら1日で立ち退けるくらいにしておきたいところ。
それは鶴巻温泉も同じですけどね。いつ大家さんが「やーめた」と言ってもおかしくない状況ですから。そういうときにハイエース1台で運べるモノだけにしておくこと。そう考えるとまだまだ捨てなくてはいけないものがたくさんあります。今年のうちにいろいろ片付けなくては。
