極寒の富士スピードウェイを自転車で7時間走り続けるスーパーママチャリグランプリ。ところが今年は暖冬で気温も例年よりも高め。汗だくのママチャリグランプリになりました。
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毎度ドタバタの前日準備
こればっかりは仕方ないですね。平日の金曜日に自由に行動できる人なんて限られています。わたしは自由に動けるから1人場所取りです。
前泊に必要なものを買い物をしていたらいつもよりも30分遅くに到着。これの影響で今年は少し遠い駐車場。1人で場所取りをすることを考えるとこの30分がやっぱりいたかった…ピット内のいい場所はすでに他チームに確保されていました。
それでもなんとか夜に来る組が寝れる場所と電源だけは確保。年々この場所取りが熾烈になっている気がします。そして必要以上に場所の確保だけするチームの多いこと。使いもしなくても「念のため」で結局空き地になっています。
まぁもう少し早くわたしが行動すればいいだけなんですけどね。
とりあえずドタバタしながらも準備完了。寝る場所も調理する場所もちゃんと確保できただけ上出来です。
新車のママチャリが想像以上のマシン
実は今回のスーパーママチャリグランプリに向けて自転車を新調しました。正確には引越しの際にガタのきていていたママチャリを手放して、このタイミングで購入です。
この新車選びかなり悩みました。内装3段変速が好きなのですが内装3段のママチャリは高級品。外装ギアの変速は日常のメンテナンスがめんどくさいのでそれを考えると段無し。実はママチャリグランプリで段無しは「男の段無し」と呼ばれるほどの挑戦。
なんせ35mの高低差を一気に上るセクションがあり、ギアなしで上るなんて考えられないわけです。でも最終的には(財布の都合で)男の段無しです。そのかわりとにかく軽い自転車を選びました。
スタートしてみてちょっと驚いたのはママチャリの性能です。ものすごくまっすぐ走ります。あさひサイクルで購入した安物なのですがセッティングがかなりハイレベルです。こんな真っ直ぐ走るママチャリは始めてです。
ただ軽さ優先なので下りでスピードが出ません。最高速度は53.6km/h。トップはおそらく60km/hは出ています。1万2千円のチャリでそこまでスピードを出してもまったくブレないポテンシャルには驚きですが。
上りの軽さはギアがなくてもかなり有利です。最初はこんなに簡単な坂だっけ?と思ったぐらい。でも後半バテました…合計6周走るまでは元気だったのに7周目と8周目に撃沈。
今年の料理はちゃんこ鍋ととん汁
めずらしく今回はわたし調理班にはノータッチ。食べる専門です。でもみんなが手際よく作ってくれるのでわたしは走ることに専念しました。おかげで結局14周の激走。富士スピードウェイは1周4563mなので約54.8km走ったことになります。
距離が伸びるからとにかくお腹が空く。マラソンよりもママチャリのほうがお腹が空きます。
別チームにいる仲間からチャーシューの差し入れをもらったり、目の前でそば打ちの実演を見せてくれたり。日常とは違う時間がここにはあります。ほぼここでしか会わない大学の友人は終了40分前にわたしを見つけてくれました。
大変だけどやっぱり楽しいスーパーママチャリグランプリ。残り3ラップで後ろのママチャリが盛大に吹っ飛んだ気配があったことだけが気になりましたが。
キリ番コレクターを名乗らせていただこう
最終結果は777位!すごいでしょ!ちゃんと狙って…ません。ごめんなさい。
実は過去にわたし555位と1000位というのをゲットしています。2011年の参加から6回出場して3回がキリ番。1回の大会でスーパーママチャリグランプリは1400チームが出ることを思うとなかなか取れませんよ。キリ番コレクターを名乗ってもいいですよね?
もっとも順位なんて狙っていません。みんなでワイワイやれればそれでOK。自分でママチャリを漕ぐときは真剣ですが、全体の結果は気にしません。その時のメンバーで最高の結果が出ればそれでよし。
今年も満足して帰宅となりました(1人だけ浮かれている気がしなくもないけど…)。
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