東海道57次を1年前に走って、昨年末は東西対抗東海道53次ウルトラマラソン開催して、そんな流れの中で日本最大級のステージレース「東海道ウルトラマラニック」のお手伝いをすることになりました。
人生、一寸先は闇といいますがわたしの人生は本当に一体どうなっているのでしょう。万里の長城マラソンもFLOPEEZEもそうですが、節目節目で自分の力の及ばない大きな流れがやってきて思わぬ方向に押されていきます。
もちろんそれは嫌なことではなく、見てくれている人がいるということが純粋に嬉しい。コツコツやっていくだけでは人生は上手くいかないという人もいるけど、たぶんそれは上手くいく前にコツコツを止めてしまうから。
わたしがプロレスラーの三州ツバ吉さんと東海道を走った年に「東海道ウルトラマラニック」は始まりました。お互いがそれぞれに始めたことですが、このタイミングで東海道をテーマにしたのはきっと世の中の注目も東海道に向いているからでしょう。
きますよ「東海道ブーム」。間違いなく。
少なくともランナーの間で「東海道を走る」ということが特別でなくなる日はすぐそこまでやってきています。注目度が高く参加者の多くがリピーターになる「東海道ウルトラマラニック」と注目度だけはすごいことになっている「東西対抗東海道53次ウルトラマラソン」。
そしてこの夏に行われる550kmのステージレース「東海道ウルトラマラニック・飛脚」。
それだけではありません。来年は世界で最初の駅伝競技が行われて100周年になります。初めての駅伝、その舞台はなんと東海道。そしてその大会は東西対抗で行われたそうです。
歴史は繰り返す。
このタイミング、そして東西対抗というシンクロ。そして手にしたフリーランスの立場。これをただの偶然として片付けるにはあまりにも出来過ぎています。間違いなく東海道ブームがやってきます。あとはその波にどう応じていくかだけ。
そしてこれをランニングだけのブームではなくもっと大きなうねりにしていきたい。もう一度現在に「東海道」を取り戻したい。そんなことが出来る気がして「東海道ウルトラマラニック」のお手伝いをすることを決めました。
ちなみに三州さんも一緒です。
いまは東海道といえば宿場町が主役になっていますが、そうではなく「道」にもっとスポットを当てていきたいですね。四国88ヶ所の札所ではなく、その札所の間をお遍路と呼ぶように、東海道も宿場町だけではなくそこをつなぐ「道」に注目したい。
自分にできることは「考えること」と「伝えること」。どんな形で「東海道ウルトラマラニック」に協力できるかがまだ見えませんが、自分らしさを全面に出していければ万里の長城マラソンのように楽しくなるのは間違いありません。
東海道ウルトラマラニック公式サイト:http://www.tokaido53.org