毎日モノを手放す生活が終了して数ヶ月が経過。順調にモノが増えていっています。人間なんてそんなもの・・・特に生活がいっぱいいっぱいになると簡単には手放せなくなります。
モノが少ない生活は低所得の人ほど向いていいるのに、低所得だと「必要なときに買えないかもしれない」「無駄な出費は抑えたい」と簡単には手放せなくなるというのを身をもって体感中です。
以前テレビでホームレスの人たちの家を見たことがありますが、信じられないほどモノがありました。特にホームレス歴が長く、路上で生きている人たちのそれはまさに家でした。
人間は本能的にモノを集めてしまういきもの。リスがどんぐりを集めるように。そして集めたどんぐりをどこに埋めたのか忘れてしまうように、集めたことだけに満足する。
問題はここかな。集めたことに満足して使わない。手放すことは集めることと反対だから、意識しないとできない。そうやってモノはどんどん増えていきます。
でもやっぱりすっきりした部屋が気持ちいいし、モノが少ないほうがストレスも少なくなります。そういえば最近部屋の中でモノを探すことが増えてきました。
良くないですね、これ。
そもそもわたしはものぐさな人間で、大雑把な怠け者。それではいけないと自分を奮い立たせてなんとかだらける自分を動かしています。
「適当でいい」大好きな言葉です。
モノが増えていく一方、こういう生活をしていると「旅をしながら暮らす」ことに憧れたりもします。「トランクひとつで」と歌った人がいましたが、できることなら財布とパスポートだけを持って旅をしたい。
それでは仕事にならないから、Macを持って、カメラを持って、着替えを持って・・・どうやら僕はミニマリストには向いていないようです。
そして気付きました。ミニマリストはお金持ちのお遊びだということを。なんならミニマリストという言葉は、ミニマリストにモノを売りたい人たちが流行らせた言葉。
ミニマリストにモノを売る・・・南極で氷を売るみたいな。
増殖するスピードを何としてでも食い止めて、快適な生活を守るために手放す。それぐらいのことは心がけます。季節はもう春ですから、フレッシュな気持ちで頑張るためにも持っているものをシンプルにします。
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