次はきっと仕事を振ってもらえない。
でも納期を守れない仕事は絶対にしない。これは機械設計者時代からずっと守ってきたこと。「持てない荷物は持たない」をポリシーとしている男ですから。
こう見えて我が身が可愛いので言っときますが、昔は持てない荷物だろうとなんだろうと持ってたんですよ。気合でなんとでもなる!って言って。
でもある日持ちきれなくて・・・なんてことではなく、ふと周りを見たら、持てない荷物を持って身動き取れなくなった人がけっこういることに気づいたんです。
そのとき思いました。これは頑張っている姿を見せるのではなくて、がんばらなくてもいいんだよっていう姿を見せなきゃいけないかなって。
わたしが頑張るから周りも頑張ってしまう。これじゃダメなんです。わたしは頑張ってもいいけど、それによって周りの人を頑張らせちゃいけない。
周りの人を頑張らせないためのアプローチとして、頑張っている人を助けるのではなく、頑張らない姿を見せる。そういうアプローチの仕方も必要じゃないかなとわたしは思うんです。
わたしが目指すは平成一の無責任男、高田純次さんなんですけど、まぁ程遠いというか、わたしの中に高田純次的なものは1%も入っていません。
あんなにも一生懸命、適当に生きるって素晴らしいですよね。
わたしは大阪出身というのもありますが、やっぱりお笑いが好きでいつでも笑っていたいんです。いやちょっと違うな。いつでも笑っている人を見ていたいんです。自分自身は笑えなくたっていいんです。
きっと多くの作家さんがそうであるように、わたしにとっても誰かが喜んでくれることが自分の喜びです。
自分がどんなに長い距離を走ってもすごいとも思わないし感動もしないけど、自分の周りの人が一生懸命10kmを走り切るだけで胸がいっぱいになれる。
お得な性格でしょ?
だからやっぱり頑張らない。歯を食いしばっているところなんて見られないようにしたい。その領域まではまだまだ遠いけど、目指すところは間違いなくそこ。
適当な感じで100マイル走れるランナーにわたしはなります!目指せマラソン界の高田純次!
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