走れない!走れない!走れなーーーーーーい!
家の前の軽い坂道を50mジョギングしただけで心臓が飛び出るかと思いました。それでも近所の大根公園まで頑張って行ったのに、1周1.08kmのコースを1周できません・・・
そしていま酸欠のときに起きる手足の末端のしびれ。酸素が足りていないのは間違いないようです。
そしてたったそれだけの移動で筋肉がパンパンです。体のあちこちが痛い。
ジャンプ力に低下が見られないので、単純に筋力は落ちてないようです。10日近くほとんど何もしてないのに足の筋肉にいい感じのハリがあって、触った感じも全然悪くないです。
もはや生きているだけでトレーニング出来てる状態。
明後日は北丹沢12時間山岳耐久レースを取材に行くつもりでしたが、冗談抜きで山に上がれる気がしないので断念です。ずっとスタート地点で待ってるのもねぇ。
とりあえず今月、胃の薬をもらいに病院に行くときまでに治らなければお医者さんに相談です。
1km走れるようになったら堂場瞬一さんの「キング」を買おうと思ったけど、この勢いで行くといつ買えるかわかったもんじゃありません。
1km走れるようになったときは100km走れるようになったとき。きっと息を吸えるようになったときかもしれません。
とりあえず目先8月末の宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソンです。まぁリレーなのでねぇ・・・1人ぐらい走れなくてもさ。でも問題は翌週の北海道マラソンです。
少し前に、北海道マラソンを裸足でサブ4って言いましたが、楽観的に考えて、さらにシューズを履いてもリタイアになります。北海道にジンギスカン食べに行くだけの旅。
人生って本当に何が起こるかわかりませんよね。
いいことも悪いことも、いろんなことが起きる。それはもうわたしだけの話ではなく、みんなそれぞれにいろんなことが起きているわけです。
化物のような走りをするあの人も、1mだって走りたくない断言するあの人も。有名人になった人も、人知れず引きこもりながら生きている人も。みんなにいろんなことが起きる。
あたりまえのことですが、自分だけ特別なんてことはひとつもありません。
人の数だけ人生のドラマがあります。誰かと接するとき、わたしはその人のドラマのエキストラになるわけです。もしかしたらチョイ役ぐらいはもらえるときがあるかもしれません。
もし自分がこのまま走れなくなったら、誰かの人生でチョイ役よりもうちょっと重要な役をもらってランニングで関わっていけるようになりたいなぁとふと思うわけです。
自分で走るのも好きですが、誰かが走るのを見るのもたぶんそれ以上に好きなんです。自分のアドバイスで、いい走りができるようになれば、走ることの楽しさを理解してもらえればそれはそれで嬉しいわけです。
そういえばわたし、大学サッカー部の監督してた時代がありました。
教えるのあんまり得意じゃないつもりなんですが、いまのわたしの知識ぐらいあれば、それなりに上手に教えることができるんじゃないかと思い始めています。
もちろんそれもこれも、自分が走れなくなったらという前提ですが。
ただ、今日あらためて走れないことを感じたのはそこそこダメージでかいです。回復どころか「そうそう24時間マラソンのときこんな感じで走れなくなってた」っていう感覚を再現してしまいました。
真面目にそろそろ「走れなくなったとき」のことも頭に入れておく必要があるかもしれません。実際そうなるかどうかは別として。
見えないところから飛んで来るパンチには耐えられませんが、殴られると分かっているパンチには耐えられ・・・るよね、たぶんきっと。
泣いても笑っても自分の人生では自分が主役を張らなきゃいけないわけですし、なんとかするとしましょう。2016年の最優秀主演ハダシスト賞を貰えるように。
最優秀主演ハダシスト賞ってなんだ?
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