ナンバ走り?河童走り?走り方のネーミングが決まらない

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3連休の真ん中に重い記事なんてあげるもんじゃないですね。渾身の作でしたが反響はいまいち。

  • 記事が長すぎる
  • 書いていることの意味がわからない
  • 特に得るものはない

そんな影響もありそうですが、大事なのはわたしの立ち位置が定まったということ。裸足王子の吉野剛さんに裸足ランニングがあるように、わたしにもようやく戦える土台ができた気がします。

これまでただの裸足好きの河童でしたが、これからは体の背面を使ったランニングを推進する河童です。

問題は名前がまだないということ。

わたしはこれをナンバ歩き、ナンバ走りの理論だと思ってますが、こればっかりは誰にも分かりません。そしてそんな過去の名前にすがるよりももっと前向きな名前がほしい。

「河童走り」とかにすると河童ランニングクラブとかになるんでしょ?いやランニングクラブつくらないけど。そもそも河童がどう走るか知らないし紛らわしい。

100年後のランニング界に残るようなネーミング・・・こういうとき我ながら自分のセンスのなさが悲しくなりますが、誰かに命名してもらうわけにもいかないので、じっくり考えます。

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そんなわたしは今週と来週、都内のイベントに参加するため東京に行くのに、ちょっと小ぎれいな衣服がないことに気づき、本日久しぶりに都会に行ってきました。

スーツですら着てなさすぎて虫食いが発生しているという・・・もうね、完全に社会不適合者ですよ。

それはともかく、街に出たから人を観察したわけです。人の歩き方とか姿勢とか。できるだけ不審者だと思われないように注意しながら。

やっぱりほぼみんな、肩が前に入りすぎてます。そして歩き方もよく見るとむやみに体をゆらしている人もちらほら。どこかの学校の運動部の子たちはきれいな立ち方でした。明らかに体幹トレーニングしてるタイプ。

そういう意味ではわたしの心配に反し、世の中のトレーナーはいい仕事をしているのかもしれません。

体幹を意識したらランニングを教えているランニングクラブもありますし、裸足界のカリスマである高岡さんの練習は、ほとんど走らずに、体の使い方を教えているらしいので、わたしが今回感じたことなんて、もう何年も前に通過しているのでしょう。

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だいたいこういう「発見!」みたいなのは世の中で同時多発に起こるものです。

ライト兄弟と二宮忠八の飛行機の発明や、エジソンとベルの電話の発明は有名な話。どっかの偉い博士が唱えた「形態形成場仮設」というやつです。

難しいことは省きますが、誰かが頭にひらめいたことが、共鳴して遠く離れたどこかの誰かに、お互いの接触がなくても伝わってしまうという現象です。

本当か嘘かは知りません。でも歴史においてほぼ同時にまったく関係のない場所でそれぞれが新しい発明、発見を行ったということは決して珍しいことではありません。

ということは、わたしが背中の筋肉で走ると言ってるのは、わたしに前後して誰かがすでに気づき実践していてもおかしくないわけです。

もちろんわたしは、この走り方を自分だけのものだと主張するつもりもありませんし、むしろもっと優れた体を持った人が、さらに展開してこの理論を確立してくれることを望んでいます。

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ただし、すでにある程度の結果を出している人はダメです。これまで通り走れなくなる可能性があります。正直試すだけもやめたほうがいいかもしれません。

やっても肩甲骨の連動を自分の筋肉を触って感じてもらうくらいが限度

肩甲骨を固めてしまう走りは、爆発的な力を生み出しますが、それがランニングにどういう影響を与えるのかはまったくわかりません。

これが本当にナンバ歩きの流れなら、江戸時代の記述通りに1日に200kmを走れるかもしれませんが、そんな確証はどこにもありません。すでに結果を出している人がリスクを犯してまで取り組むことではありません。

今回このことに気づいたのは、あの「息を吸えない」騒動の流れから来たものですので、100kmと24時間マラソンを経て、わたしの背中で大きな変化があったからこその発見です。

神様も仏様も信じていませんが、きっとこれは神様がわたしに走りの極意をプレゼントしてくれたのだと都合よく解釈しておきます。

走りの極意よりは生ビール一生分のほうが嬉しい・・・なんてことは思ってるけど、罰が当たりそうなので文字にはしても口にはしませんが。

大江戸秘脚便
著者:倉阪 鬼一郎
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