休養を意識するだけで走りが変わる?ハダシストの練習公開

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愛媛マラソンを終えて裸足ランニングを再開させました。まだまだ気温が低いので、日が沈む前に走るようにはしていますが、それでも終わるくらいには指先が真っ赤になります。

愛媛マラソン以降で心がけているのが、しっかり体を休めるということです。

感覚派ということを言い訳に、これまでは自分の思うがまま練習をしてきましたが、今は3日に1回のポイント練習にして、残り2日は負荷の低い練習をしています。

例えば、この1週間の練習はこんな感じです。

朝ラン+30分ジョグ
朝ラン+10kmジョグ
朝ラン+1分×10本インターバル(裸足)☆
朝ラン+トレイル(裸足)
朝ラン+13kmジョグ(シューズ)
朝ラン+10kmペース走(裸足)☆
朝ラン+トレイル(裸足) 

☆がポイント練習です。

朝ランは目を覚ますために毎日30〜40分くらい軽めに走っています。距離もペースも意識しません。足が軽ければ早く走りますが、重たい場合は5kmも走りません。

月間走行距離なんて知りませんと言いながら距離を書くのもなんですが、1週間で100kmくらいです。

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もう30分早く寝て早く起きれるようになったら、朝ランもアップダウンのあるコースに切り替えます。寒さが苦手なので、今は家を出るだけで精いっぱい。

裸足を練習に入れているのは、来月に鹿児島マラソンを控えているためです。鹿児島マラソンのコースは、わたしが知る限り、日本で一番裸足に優しくないコースです。

本当にこれがアスファルト舗装なのかと疑いたくなるほど、鋭利な路面が待ち構えています。この半年近くほとんど裸足で走っていませんでしたので、足裏を慣らさないと鹿児島マラソンを完走できる気がしません。

裸足で走る理由はそれだけではありません。半年間シューズ中心だったため、足を含めて前身の筋力が大幅に低下しています。これは想定内ではあるものの、やっぱり見た目が美しくありません。

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見た目もそうですが、走力も当然低下しています。わたしはシューズでのランニングも好きなのですが、シューズの唯一の欠点を挙げるとするなら、筋力が低下するということです。

そして、何よりも痛みに対して弱くなります。秋まではトレイルを当たり前に裸足で走っていたのですが、先週は激痛で途中で引き返し、昨日は予定通り走ったものの、最後は痛みで顔がひきつっていました。

痛みは慣れで解消できますが、慣れていなければどうにもなりません。

そういうものを一つひとつ取り戻しながら、さらにそもそもの走力も高めようとしています。二兎追うものは一兎をも得ずと言いますが、一兎しか追わなければ一兎しか得られません。

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愛媛マラソン後に裸足で1分間インターバルを入れましたが、シューズと変わらないくらいのペースで走れました。そのあと2日間負荷を落として、10kmペース走をすると、愛媛マラソン前よりもいいタイムで走れます。

古典的なトレーニング方法ですが、これが超回復理論なのでしょう。これまでは頭では分かっていましたが、こんなにも見事に結果が出るとかなり驚いています。愛媛マラソン前に導入していれば…は意味のないタラレバですが。

それと同時に、この1〜2週間で明らかに立ち姿勢が改善され、さらに腹筋周りの脂肪も落ちています。

愛媛マラソン時には減量していたため、肌荒れがかなりひどい状態になっていました。そこでしっかり食べて体重を戻そうとしているのですが、体重が戻るどころか減っていきます。

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しっかり休養を入れただけでここまで改善されるとは思えませんが、これまでと違うのはそれだけです。無駄なく効率よく練習をすることで、体もそれに応じてくれているのを感じます。

本当にこれまでの練習はなんだったのでしょう?

この後、もう少し近代的な形で回復を意識した練習メニューを組むつもりですが、そうなったらいったいどうなのでしょう?走り始めたばかりの頃のようにスピードが戻ってくる、いやそれを超えていくことを期待しています。

もうサブ3を狙うような走りをするつもりはありませんが、自分の体の限界には挑戦していくつもりです。その結果サブ3という記録が出る可能性もありますが、タイムなんてただの数字です。大事なのは過去の自分を超えていけたかどうかだけです。

そして、このまま休養を意識したトレーニングを継続すれば、自然とそれを達成できるのではないかと思います。

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でもやっぱり休むというのは勇気がいります。ポイント練習を3日に1回ではなく、2日に1回にしたい気持ちに駆られます。それで速くなるわけではないと分かっているのに。

鹿児島マラソンが終われば、体づくりは完全に秋のハルカススカイラン向けに作り変えます。練習もインターバルやペース走ではなく、坂道ダッシュや10分間走、筋トレなどに変わっていきます。

そうなると、これまでとは違う筋肉を使うので、やっぱりいかに休むかが重要になります。

幸運なことに、わたしは自営業ですので休みと言ってもジョギング程度は毎日できます。走れないストレスはありませんので、普段のジョグやトレランのようなリカバリーランを入れながら、しっかり体を休めることができます。

あとはポイント練習の負荷をどれだけ上げていけるか。これから人体実験をしつつレポートしていければと思います。


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著者:Christophe Hausswirth
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