東京ヤマソン2018の取材で初めて山手線1周してきた

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山手線1周を12時間以内にウォーキングするチャリティイベント、東京ヤマソンの取材で山手線を1周してきました。意外に思われるようですが、山手線1周するのはこれが初めてです。

山手線1周ってあまりにも多くの人がしているので、今更感が強く…最初のブームに乗れないと、ずっと取り残されるのがハダシスト重松あるある。ワラーチなんかも時代に乗り遅れて履いたことありませんし。

東京ヤマトンは走ってもいいのですが、基本はウォーキング。時間を気にせずに東京を楽しみつつコツコツ歩こうというのが本来の趣旨。いや本来の趣旨はチャリティイベントですので、参加費全額が寄付されるというところにありますが、それはそれとして。

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東京ヤマソンの詳細レポートについてはRUNNING STREET 365で記載していますので、そちらを参考にしてもらえればと思います。

RUNNING STREET 365
仲間と一緒に山手線ぐるっと1周「東京ヤマソン2018」レポート

外国人を中心に外資系企業の社員が多く参加しているイベントで、もう少し一般の人にも広がれば面白いイベントになりそうですが、わたしに取材依頼してきたのも、そのあたりに理由があるのかもしれません。

もっとオープンに参加者を集めたい。もっと知名度が上げたい。今年が開催10年の節目でしたので、次回からはひと回り大きなイベントにしたい。そんな思いを感じました。

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それはともかく、ここでは自分のお話です。

前日のランレコード練習会で筋トレ・ジャンプトレを入れたこともあって、朝から体は絶不調です。もちろん普段の自分の練習量の半分以下の内容でしたが、それでもここまで疲労が残るなんて……

それだけ意味のあるトレーニングというわけですが、そのせいで東京ヤマソンには最悪のコンディションで挑みます。この日の相棒となったラン仲間のナベくんも前日の練習会に来てくれたので2人してひどい状態。

スタート後に荷物をコインロッカーに入れるなどしたため、いきなり出遅れたのですが、そこから前に追いつくまではジョギング。その後は歩いたり走ったりの繰り返しでした。

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取材ですので自分だけ速くても意味はなく、周りの状況を見ながら撮影しつつ。

少し前に行った東京坂道ランもそうですが、こういうランイベントがあると、東京の街に詳しくなっていきます。普段は絶対に入り込まないような道を走りますので、東京の街を体が覚えてくれます。

大崎の街があんなにも落ち着いた雰囲気だとは知りませんでしたし、そのとなりのにあるとは思えない五反田の雑踏感。山手線北側の1駅の距離の短さ。そして目につく美味しそうなお店の数々。

そういうものを自分の足で走りながら感じれる。個人的にはそれだけで十分楽しめます。

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わたしは、旅先では基本的に自分の足で歩いて街を感じようとします。その結果、1日4万歩も歩いたりするわけですが、それは地下鉄やバスでは絶対に見つけられないものを感じるには絶対に必要なことです。

自分の足で歩かなければ美味しいお店を見つけることだってできません。

ですので、山手線1周を自分の足で歩くことでたくさんの発見があり、行ってみたいお店もいくつも見つけました。実際に行けるかどうかは分かりませんが、知らない道が知っている道になったわけですから、これからの行動範囲が広がります。

いろいろな発見のうち、ひとつだけ悲しい発見が。新宿にある宮崎のアンテナショップみやざき館が新しくなって、冷や汁がお手軽でなくなってしまっていました。

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都会が苦手なわたしにとって新宿にある数少ないオアシス。600円で食べられる美味しい冷汁が、くわんね定食となって1600円……もう食べられません。夜は4500円と5000円のコース。誰がそれを望んでいるというのでしょう。

そんなショッキングな出来事もあり、後半はバテバテでした。

普段は100km走っても足裏が痛くなることはなかったのですが、半分以上がウォーキングになっていたことで、足裏が悲鳴をあげます。お遍路で毎日足裏が痛くなったことを思い出しました。

30km以上歩くと、足裏が限界になり一歩も歩けなくなるあの状態。

やっぱり歩くよりも走るほうが楽です。ランナーですので、てくてく走っても5時間くらいあれば山手線1周できます。なのに今回は8時間以上かかりました。

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でも、8時間以上もかかってしまったというよりは、8時間以上も遊べたという感覚が強く、こういうイベントも悪くないもんだと、それも新しい発見の一つとなりました。

今回は結果的に2人での山手線1周になりましたが、もっと人数が多いとさらに楽しめる気がします。これを活かしたグルメランだって可能です。自分の企画するランイベントの幅が広がった1日でした。

そして終わってから飲んだビールが美味しかったのは言うまでもありません。走る目的なんて人それぞれですが、わたしにとっては気持ちよく汗をかいて、ビールでそれを補うという行為に優るものはこの世の中にないかもしれません。

ただ、山手線1周ランイベントや東京ヤマソンに参加するようなときは、前日にジャンプトレは入れないようにします。走らないと走れないはやっぱり違いますから。


山手線をゆく、大人の町歩き (河出文庫)
著者:鈴木 伸子
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