夢の島24時間に出ないと決め、裸足ランナーの集まるかすみがうらマラソンも飯能ベアフットマラソンも不参加。いったいわたしはどこに向かっているのか。
先日、クレイジーランナーでありラン仲間でもある三州ツバ吉さんと食事をしているときに、「1ヶ月山手線を走り続けたら面白いんじゃない?」という話になりました。
これは心の底からやりたいと思います。同じく、東京オリンピックまで1年間、山手線で襷を繋いでいくというイベントをやれるかなという話になりましたが、こちらもワクワクします。
6月に走るつもりの金沢から東京までのランも、想像しただけで気持ちが高まります。
ランニングは基本的には孤独なスポーツだと思います。でも、実際には自分だけで完結するわけではありません。そういう意味では仲間と走るのも好きですし、大勢の人と一緒に走れるマラソン大会も好きです。
でも基本は1人であり、どんな苦しみだって自分だけのものです。誰かがそれを理解してくれるというのは驕りです。自分だけの痛みとして向き合っていくこと。それがあっての、仲間や大勢の人たちのランニングを楽しめる。
少なくともわたしはそう考えています。
でも、その基本的な考え方がStravaというSNSサービスによって少し変わりつつあります。StravaはアスリートのためのSNSで、ランニングのログを残せる機能と、そのログを共有できる機能があります。
簡単にいえば自分の練習記録を公開し、他の人が公開している練習内容を見ることができます。
他の人のトレーニングを見るのはかなり参考になります。でも、それ以上に役立つのは「他の人に見られている」という意識です。トレーニングで気持ちが切れそうなときでも「恥ずかしい走りはできない」と粘れます。
ランニングが出るので、他の人と競い合うこともできます。
これまでは孤独な練習だったのが、すべての練習に意味を持たせることができるようになりました。走れば走るほど走行距離で勝りますので、練習に出るのが楽しみになります。
もちろん、むやみに距離を伸ばすなんてことはしません。きちんと自分のメニューに沿って練習しますが、例えば朝練でまだ眠たいなと思っていても、Stravaがあると思うと「よし行くか!」となるわけです。
ランニングクラブに入っているのに近い感覚でしょうか。入ったことがないので分かりませんが、ライバルがいるというのは、日々のトレーニングにおいて、高いモチベーションを維持するのにとても重要なことです。
ただいかんせんStravaは使っている人が少ないわけです。もっと多くのランナーが使うようになってもおかしくないくらい魅力的なサービスですが、多くの人がSNS疲れをしているのでしょう。また新しく始めるのも面倒ですよね。
とにかく使ってもらわないことには、この魅力をうまく伝えられないのですが、その1歩を踏み出してもらうのにどうすればいいか。それはわたしの考えることではない気もしますが、とにかく使ってもらいたい。
毎日のランニングを共有しよう!アスリートのためのSNS「Strava」
RUNNING STREET 365では上記の紹介記事を書きましたが、ここで書いても届くのは200人くらいがいいところ。使い始めるのはきっと10%程度といったところでしょうか。
わたしは自信家ではありませんが、自分の感覚は信じています。これは間違いなく魅力的なサービスであり、ランナーがトレーニングを継続するにあたってかなり有効です。練習の質も確実に上がります。
ただできることが多すぎて発散している感も否めません。だから誰かが方向を示す必要があるわけです。その役を買って出るほどまだStravaを理解できていませんが、わたしなりにあれこれ試してみようかなと。
もし興味があって利用してみようかなと思ったら、「Takashi Shigematsu」と検索してもらえれば河童が出てきますので、ぜひフォローしてください。もちろんフォローバックしますので。
知りたいかどうかは別として、ハダシストの練習内容をすべて公開しています。
どんなペースで裸足練習をしているか、そもそも裸足で走っているのかどうかも全部Stravaを見てくれると分かります。まぁこの時期は筋トレメインなので、ジョグしかないですけどね。
いろいろと書きましたが、「とにかくStravaを使って!」「そしてフォローして!」を言いたかっただけです。
Strava:https://www.strava.com
Strava トレーニング:ランニング&サイクリング
カテゴリ: ヘルスケア/フィットネス, スポーツ
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