ここ数日はしっかり眠れています。寝れていると膝も調子がいいようで、金曜日のランレコード練習会では階段上りを含めて12kmも問題なく走れています。
やっぱり睡眠が大事というか、睡眠がすべてのような気がします。ただ、いろいろなことが起きすぎてよく分からない状態になっているので、少し状況を整理します。
・体重を落とすために普段のジョグを1時間から1時間半に変更
・疲労が溜まっているような感覚あり
・それでも睡眠時間は1日6時間のまま
・筋トレでスクワットをしたときに 膝に違和感
・それでも走って膝故障
典型的なオーバートレーニングです。
ジョグだし1時間半くらいなんてことないと思ってましたが、1日の疲労が抜けきらないまま次のトレーニングがやってくる感覚がありました。 ここで練習量を落とせば良かったのですが、体重を落としたい焦りが強かった気がします。
ただ、ジョグの時間を増やしても体重はほとんど落ちず。
161cmで55kgですから、てくてくやってるうちはいいのですが、キロ3分台のランとか入れると、膝への負担も半端ないのでしょう。だから体重を落とそうとしているわけですが、距離を伸ばしたいけど重たいから疲労が大きくなります。
かといって走らないと体重は落ちません。おかしなパラドックスにハマってしまいました。
ただ、ここで問題だったのはやはり睡眠時間です。1時間30分のジョグの疲労を抜くには、6時間睡眠では足りなかったわけです。少なくとも今の体重では。
ちゃんと7〜7時間半くらい寝ていれば、疲労が抜けてケガはしなかった可能性があります。
実際に、ここ数日のしっかり寝れたときの頭と体の調子の良さはなかなかのものです。ランナーとしての自分をデザインするときに、基本は睡眠に置くべきなのかもしれません。まず眠れる時間ありきで、それに合わせてトレーニング不可を決める。
「眠れないなら、距離や負荷を高めるべきではない」ということが今回の気付きになりました。
もちろん、どれくらいの練習量をするかにもよります。疲労が溜まっていると思ったら、まずは休んで練習量を減らすか睡眠を確保するかを考える。眠れないならとにかく負荷を減らすことです。
この回復という部分においては、サプリメントでなんとかなる話ではありません。
もちろん栄養学を無視するつもりはありませんが、きちんと食事をしている状態でサプリメントを摂って疲労を抜くよりは、10分でも20分でも多く寝たほうが効果は大きい気がします。
もうひとつの気付きは、裸足でのオーバートレーニングはシューズでトラブル回避できるということです。
シューズを履いてケガをした人の多くが、やはりオーバートレーニングによるものだとわたしは考えています。でも裸足になると足の動かし方や、筋肉の使い方が違いますので走れるようになります。
それを「裸足はすごい」と言う人もいますが、別に裸足がすごいわけではないとわたしは言い続けてきました。裸足でもオーバートレーニングはケガを招くと。自分がケガしたので医者の不養生みたいなもんですが。
でも、今回は裸足で走れなくなってもシューズでは走れました。考えてみれば当たり前ですよね。この2つは表裏一体なわけです。でも、そんなこと思いつきもしませんでした。
だいたい、オーバートレーニングになるまで、裸足で練習量を増やす人がそんなにもいませんから。
転んでもただでは起きないのがハダシスト。ここから考えたのは、シューズと裸足の交互で練習をすれば、オーバートレーニングを防げるのではないかということです。
どんだけ走りたいの?と思われるかもしれませんが、走りたいというよりは、それを立証したいというのが本音です。理系のわたしは理論通りに物事が進むのかどうかを知らずにはいられません。
ただ、睡眠はちゃんとしなきゃいけないのは間違いありません。
まずは睡眠ありきでトレーニング内容を組み直すことにします。いや、これは生活全般の問題です。仕事量も減らさなくてはいけませんし、仕事の効率も上げなくてはいけません。
それはそれとして、練習を再開するときには、シューズを履いてのトレーニングも取り入れるようにするとします。裸足とシューズのハイブリッドの理屈があっていれば、そこに自分なりの道ができます。
二刀流ってやつですね。ちょっとワクワクしてきました。
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