ワークマンのランニングシューズを履いてフルマラソンを走り、それを記事にしたことがきっかけで、ワークマンのアンバサダーに就任することになりました。
先に伝えておきますが、このアンバサダーによって金銭の授受が発生することはありません。アンバサダーですので開発やレビューのためにアイテムを受取ることはありますが、基本的には1円の利益にもなりません。
なぜ、そんなタダ働きのようなことをするのかについて、まずは説明しておきます。
これはとてもシンプルです。「面白そうだからやる」わたしの行動の基本はすべてそこにあります。依頼されたことをやるかやらないかを決める要因は、面白いかどうか。
1億円積まれても面白くないこと、嫌なことはしません。これは人それぞれ価値観が違いので、自分のやり方が正解だとは思っていません。
面白い以外のメリットもあります。
そこにお金が発生しないのであれば、自由に発言できるということです。他のメーカーとのやり取りでも同じことなのですが、わたしの強みは本音で書くということです。
ですのでマラソン大会やランイベントのレビューなどでは、大会運営者からするとイラッとするようなことも書きます。それに対して苦言を呈されたこともありますが、別にお金をもらって書いているわけではありません。
RUNNING STREET 365の記事に対して「もっとこうして欲しい」みたいな意見をされる人もいますが、どの立場からそれを言っているのだろうかと疑問に感じることがあります。
自由な表現をするには、何かに縛られずに書く環境が必要です。
ビジネスと考えたら、お金をもらって文章を書くということも必要なのかもしれませんが、基本的にお金儲けには興味がありません。やるべきことをやれば生活はできますから。
それはともかく、ワークマンのアンバサダーです。
することは新しい開発品に対して、あれこれ好き放題言うことだけです。わたしの意見が的外れでなければ、自分の思いを込めて作られたアイテムが製品化されるわけです。
それが世間を騒がす可能性があると思ったら、ものすごく面白いじゃないですか。
ただ、他にもアンバサダーに選ばれた人が10人ちょっといて、そのほとんどがワークマンに対して熱い想いを持っています。普段着にワークマンの商品を使っていたり。
わたしは……ランニングシューズを使っているものの、自分のスタイルに合ったウェアがないため、普段着には何ひとつ取り入れていません。それはきっとこれからも変わりません。
ファッションはアイデンティティでありアイコンです。ワークマンスタイルで自分らしさを表現できればいいのですが、いまのところイメージはできません。
ただ、考えてみようとは思います。そのまま取り入れられなくても、自分なりにアレンジする。そうなってくると自分が唯一無二の存在になれます。最初からダメだと決めつけずに考えること。
ワークマンのランニングシューズも、自分なりにいじってみようかと思っています。構想はすでにあるので、着手するだけです。工作は昔から好きなんです、不器用ですが。
同じ感覚でウェアも自分スタイルに近づけて使う。それがまた提案になるはずです。アンバサダーになって、何かが急に変わるというわけではありませんが、楽しみながらいろいろとチャレンジしてみます。
その過程もブログで公開していきますので、ネタのひとつとして読んでもらえれば。
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