ハダシスト・2019-2020シーズンの挑戦

ランレコードで書いているブログでもお伝えしましたが、今シーズンの勝負レースを愛媛マラソンに絞りました。わたしは基本的に目標タイムを決めて走るということをしなくなりましたが、今回は目標タイムを決めてトレーニングを行います。

理由は簡単です。こうやって情報発信をしていく立場として、明確なゴール地点があったほうが、読んでくれている人に気持ちが伝わりやすいから。そこにたどり着くまでにどんなことをして、どこで躓いてというのを知ってもらうこと。

わたしはこれまで、そういうことを避けてきました。自分は人気者になりたいわけでもないですし、もてはやされたいわけでもないので、柳のように押されてもしなやかにかわすようにしてきました。

それがわたしの個性ではありますが、「結局お前は何がしたいのだ」と思う人も多いでしょうし、かつてそうやってがむしゃらにやっていた時代のほうが、多くの人に支えられた気がします。

今のわたしはきっと「ほっといても大丈夫」な存在です。それは否定しませんが、「それでもちょっと気になる」くらいにはなっていたいところ。ここ最近はその気になるという部分でもサボっていました。

今年は旅ランもしていませんし、坂道ランも止まっています。ちょっと小さくまとまりすぎています。だから、愛媛マラソンというターゲットを決めて、そこまでの道のりを練習日誌とともにお伝えしようかと。

愛媛マラソンの設定タイムはキロ4分15秒にしました。いわゆるサブ3ペーストいうやつです。

実際のレースをキロ4分15秒で走るかどうかは分かりません。その日のコンディションにもよりますし、自分の体調も影響します。だから、実際のレースでのペースはいつもどおり走り出してから決めます。

でも、スタートラインに立つまでの過程として、フルマラソンを3時間以内で走れるであろうカラダづくりを目指します。このためには、5kmを少なくとも19分以内に走れなくてはいけません。

他にもいろいろと指標はありますが、そこに向けてのカラダづくりをきちんと行うということです。例えば、9月からはポイント練習を始めました。最初の数回は驚くほどグダグダでしたが、ようやくトレーニングらしくなってきました。

もちろん、まだ求められる次元にはありません。でも、そこを目指してトレーニングを積み重ねること。

そういえば昨年はハルカススカイランに向けて、トレーニングを積み重ねていました。結果的にハルカススカイランは撃沈し、そして想定外にもロードレースでここ数年のベストタイムを連発しました。

今シーズンもハルカススカイランはありますが、それに向けてのトレーニングは一切行っていません。見えているものはありますが、そこに向けて時間を使うのではなく、あくまでもすべての道のりは愛媛マラソンのために使う。

ですので、12月の花蓮太平洋縦谷マラソンも、基本的には30km走のつもりで走ることに変更です。30kmまではキロ4分15秒狙いで、そこからは流して走る予定です。最も気温次第でペースはもっと下がりますが。

そこで疲労を溜めてしまって、愛媛マラソンでいい準備ができなければ何の意味もありません。花蓮から戻ってきたら、すぐにトレーニングを再開できるくらいの疲労度にしておくこと。

その翌週もフルマラソンを入れてしまいましたが、こちらはハーフマラソンくらいの感覚で走れればいいかなと。21kmは真面目に走って、そこからは取材ランという形になるはずです。

もちろん、思い通りにいくなんてことはなく、絶対にどこかで想定外のことがおきるはずです。そういうことも含めて、全部隠さずにお伝えできればと思います。最高の準備をしてスタートラインに立つまでの勝負。

残された時間はあまりありません。現状から考えれば、無謀な挑戦であることは自覚しています。でも、できそうもないことをやるからこそ、みんなに興味を持ってもらえるわけです。わたしのメッセージも伝わりやすくなります。

決めた目標に対して、どのような姿勢で向き合うのか。わたしだから伝えられる言葉があるはずです。それに刺激を受けて、同じように目標を立てて挑戦する人が出てくると嬉しく思います。その対象がマラソンでなくてもいいんです。

自分なりの目標を立てるということ。そして、そこに向かってベストを尽くすという面白さを伝えられたらなと考えています。それはきっとどんなテレビゲームよりも痛みや苦しみをともないます。

でも、その痛みや苦しみの先でしか得られないものがあります。それについて、わたしなりの言葉でランレコードのブログや、このブログでお伝えしていきます。気にしてもらえるかどうかは自分次第。

ただ、やる気だけは満ちています。自分なら必ずできるはず。最高の状態でスタートラインに立つことと、1人でも多くの人の気になる存在でいること。二兎追う者は一兎も得ずと言いますが、ハダシストは意外と欲張りなんです。


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著者:三谷 淳
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