追い込むからこそ気付けることがある【愛媛マラソンに向けてのトレーニング開始】

愛媛マラソンのアスリートエントリーの案内メールが送られてきました。2021年1月30日開催とのこと。開催できるかどうかは確定ではないのでしょうが、もちろんそこに向けてトレーニングを積むことになります。これで秋の2レースは取材ランになり、追加でレースを入れる必要もなくなりました。

すでに体作りは始めていて、インターバルトレーニングも再開しました。UberEatsの配達などが入ると練習量が落ちるのですが、それでも今から積み上げておけばサブ3.5の壁くらいは越えられるはずです。ただ走るからには前回以上を目指しますので、目標は3時間15分くらい。

1年間サボっていてサブ3を狙えるほど甘くないことは分かっています。ただ練習はサブ3を狙うときと同じ質で行います。同じように追い込んだら3時間15分くらいで落ち着くんだろうなという予想です。そして大事なのはタイムではなく、追い込んでトレーニングをするということです。

目標がないのに追い込んだトレーニングできる人もいるかもしれませんが、私はそのタイプではなく、普段はできるだけ緩く長く走りたいタイプです。だから目標とするレースがないのにポイント練習をしたりはしません。そういうときのランニングも嫌いじゃないですが、新しい発見がありません。

ランニングにおける発見や気づきは、ある程度追い込んだときにだけ起きる現象だと思っています。苦しい状況をなんとかしようと工夫するから「こうしてみたらどうだろうか?」と考えて、それを試してみると新しい気付きが起こるわけです。そして、これがあるから私はランニングを続けられています。

いつも「これ以上の発見はない」と思うのですが、そう言いながらもちゃんと気づきがやってきます。最近もスムーズに足を動かすコツというのをインターバルをしながら気づきました。これにより簡単にスピードを出せるようになりましたが、反対に持久力が下がっていて、それについての気付きなどもありました。

それらについてはまたいずれ書くことにしますが、どこまで掘ってもまだ掘るところがあるのがランニングの面白さです。その状態になるには、ただジョギングしているだけでは無理だというのが私の持論。もっとも追い込んで走ったら必ず何かが見つかるというわけでもありません。

いつも何かを探し続けて、そして体に対してちょっとしたことでも疑問を持って試してみる。それが習慣化していない人は、きっと小さな変化に気づくこともなく、ただ追い込んでいるだけになるのでしょう。このあたりは個性なのか後天的なものかはわかりませんが、少なくとも「気づき」は私の数少ない武器だと思っています。

追い込んでいるときには、体のキレがいいのも個人的には嬉しいところです。反応もいいですし、見た目もそれなりに美しくなります。今は天草で増えた体重を減らすことができずに苦労していますが、愛媛マラソンに向けて練習量を増すか、UberEatsの配達が再開されればすぐに落ちるはず。

筋トレも継続していきますが、これは自重トレーニングだけでなくある程度重さを掛けたほうがいいのかなというのが、最近感じていることです。やっぱりパワー不足が気になります。筋力をアップするか痩せるかを考えたとき、体重がなかなか落ちない現状では、筋力をアップさせるべきなのかなと。

いずれにしても1月30日にベストコンディションになっているように、ここから半年かけてトレーニングを積んでいきます。前回の愛媛マラソンは直前に腰痛が出てしまったので、思うように走れなかった悔しさもあります。今回はタイムはともかく最高の状態でスタートラインに立つことがまず最初の目標。

そしてスタートラインに立って、自信をもって走り出せるようにしっかりと追い込む。その過程で気づいたことをどんどん導入していけば、結果は自ずとついてくるはずです。開催されるかどうかはわかりませんが、確定するのを待っていたのでは間に合いません。走れるつもりで、ここから可能な限り走れていた自分を取り戻そうと思います。

RUNWAY練習会開催中

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