愛媛マラソンはアディダスのアディオスプロを履く予定ですが、その準備レースのぐんまマラソンは目標タイムが3時間45分で、キロ5分ちょっとという緩めのペースです。アディオスプロはそれくらいのペースで走るには遅すぎて、私の感覚からするとベストパフォーマンスはキロ3分。キロ4分30秒よりも遅いと履く意味がそれほどなくなります。
そういう意味では愛媛マラソンもそうなのですが、3時間30分から4時間くらいのタイムで走るためのシューズ選びというのは意外と難しいのかなと。履けるシューズはいくらでもあります。手持ちのシューズで、それらのタイムに適したシューズのうち思いつくものを挙げてみましょう。
- アディゼロボストン10
- アディゼロジャパン6
- アディゼロジャパン5
- アディゼロジャパン4
- MEDIFOAM ITEN
- MEDIFOAM MEROS2
- ワークマン アスレシューズ ライト
- 和紙布シューズ
これらは自分の走力が戻ってきたら、3時間30分から4時間に十分対応できるか、いずれもサブ3.5は問題なく対応できるシューズばかりです。ただ愛媛マラソンにつなげるとなると考え方が変わってきます。愛媛マラソンでアディオスプロを履くなら、本当はぐんまマラソンもアディオスプロを履きたいところ。
でもシューズのポテンシャルを考えたら、そんなゆっくりなペースで履くシューズではありません。じゃあアディゼロボストン10にするかというと、重たいからちょっと……そう考えるとアディゼロジャパン6か、ハーフマラソンの自己ベストを更新し履き慣れているアディゼロジャパン5か。
おそらく例年なら、この頃にテストしたい最新シューズも出てきます。レビュー依頼があったらそれらの中から選ぶ可能性もあります。おかやまマラソンは裸足で走りたいので、レビューでレースを走るならぐんまマラソンしかありませんので。ただ、どんなシューズが出るのかはわかりませんし、依頼があるのかすら読めません。
手持ちのシューズ以外でそろそろ履いてみたいのがHOKA ONE ONEのクリフトンかCARBON X 2。履いたことがないという意味ではミズノのリベリオンも気になっています。アシックスの厚底カーボンもオリンピックで履いていた選手が多かったので気にはなりますが、3時間30分から4時間というシューズではありません。
もっとも3時間30分から4時間くらいのペースというのは、どんなシューズでも成立するペースではあります。片足300gもあるようなシューズは別として、250g以下なら大抵なんとかなります。個人的には軽いのが好きなので200g以下が理想なのですが贅沢は言いません。
AdidasとAllbirdsのコラボ「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」の発売が間に合って、なおかつ入手できるならこれが最有力候補かもしれません。2021年秋冬での発売なのでそろそろアナウンスがありそうなものですが、これは首を長くして待っていたら、すでに発売されていて入手できなかったというオチも待っていそうで。
私を混乱させているのは「愛媛マラソンに向けて」というのと「商品レビューとして」という2つの軸を持っていることが原因です。本来ならどちらか一方に絞るべきなのですが、こういうときに優柔不断なところが出てしまいまして、どっちつかずの選択をしがちなのが私の弱点。
話題性の高い新しい1足を買ってレビューする。でもそこまで頑張るわけでもないので、シューズのポテンシャルを引き出せない可能性もあります。一方でオリンピックが終わったので、各社がチャレンジングなシューズを出してきそうな予感もあり、決断しきれない……でもレースで履くシューズで練習を始める必要があります。
あれこれ迷っても仕方ないので、とりあえずはアディゼロボストン10、アディゼロジャパン6、アディゼロアディオスのどれかでいくとしましょう。大事なレースはいつもアディダスでしたので。新しいシューズは発売されてから考えるということで、ポイント練習はこの3足のうち相性がいいものを探しながら行うとします。
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