GO TO 第59回愛媛マラソン【#12 右足薬指を骨折!試される精神力】

神様は乗り越えられる試練しか与えないと誰かが言っていましたが、さて私はこの試練を乗り越えられるのでしょうか。右足の薬指を骨折しました。それもお風呂で足を滑らせて浴槽にぶつけるという、どうでもいいような理由で。木曜日の夜にやらかして、金曜日に現状確認のために病院に行ってレントゲンを撮ってもらったら、折れているとのこと。

挿し木で固定したほうがいいと言われましたが、靴を履けなくなるということなので、断ってテーピングで固定してもらいました。そこまでひどい状態ではないけど、踏み込みや衝突で最悪手術になると脅されたので、ビビリな私はしばらく走らないという選択をすることに。

各種練習会は口先だけのコーチに徹して、12月5日のランイベントはテーピングでガチガチに固定して乗り切る予定。今は指の色が変わっていますが、1週間もすれば腫れが引いているはず。あとは踏み込みさえしなければ、薬指はそもそもしっかりとは使っていないのできっと大丈夫。

問題は愛媛マラソンに向けてのトレーニング。骨折ですので1ヶ月はまともには走れないはず。ジョグは2〜3週間後くらいに開始できるとは思いますが、年内のポイント練習は無理。そうなると1月末の愛媛マラソンまでは、ポイント練習ほとんどなしの状態で挑むことになります。

この場合、最大の試練はポイント練習を我慢するということ。今はまだケガをしたばかりなので「しばらくおやすみ」くらいの気持ちでいられますが、2週間くらいしてきたら焦りも出てくるはず。年末はソワソワして、私の性格だと間違いなく走りに行ってしまいます。誰か隔離&監視してくれないでしょうか。

もちろん練習をしないわけではありません。走れなくてもできることはあります。腫れが引けばスクワットもできますし、ピラティス系のトレーニングも問題ありません。走れないからこそ強化できる部分もありますので、足の状態が落ち着いたら再開します。腫れが残っているうちは、体からのSOSなので基本的には何もしません。

ここ最近は移動も多くて、疲労が溜まっていたのでマラソンの神様が強制的に休ませたのでしょう。ここ数日は簡単に息が上がる状態でしたし、このままだと愛媛マラソンで撃沈する未来しか見えてなかったのも事実。そこでマラソンの神様が気にかけてくれて骨を折る。

神様というのは大抵荒っぽいものです。「あいつ休ませないとやばいかも」「骨を折ったら走らなくなるからいいんじゃない?」みたいなノリなんでしょう。人間とはいろいろ基準が違うので、そこは仕方ありません。折れたところでいつかくっつくわけですし。

ちなみに痛みはほとんどありません。腫れているので皮膚が敏感になっている程度。痛ければ鎮痛剤をと言われましたが、飲むわけもないのでそれもお断り。病院に行ったのは現状をきちんと把握するため。折れているのは想定内というか、自分でもわかっていたことで、それがどの程度なのか知りたかっただけ。

あとは回復を促すのに、折れている状態をイメージできるかどうかというのが大事。これはもう信じるか信じないかはあなた次第ですの世界ですが、意識を骨折した部分に持っていけば、回復は絶対に早まります。あとは腫れが引いたら血流をよくして細胞を活性化させること。

よくスポーツ選手が大事な大会前に「驚異的な回復」を見せることがあるじゃないですか。あれを意図的にできたらすごいと思いません?できなくてもまぁ当然なのですから、やってみる価値はあります。骨を折るなんて経験はなかなかできませんので、せっかくの機会に試してみようかなと。

もちろん無理はしませんが、ここから2年前の愛媛マラソンの記録を超えたらかっこいいじゃないですか。超えられなくて当然の状況。むしろサブ3.5すら怪しくなったわけです。このシチュエーションはめっちゃワクワクします。とりあえず、腫れが引くまではアルコールとカフェイン禁止で、回復に努めます。

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