東京マラソンの参加費は23,300円は高い?参加費の内訳を確認してわかったこと

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東京マラソンのレギュレーションが発表されました。詳細は東京マラソン公式サイトを見ればわかることなのですが、それも面倒という人のために重要な項目だけ簡単にまとめておきます。

  • 開催日:2023年3月5日(日)
  • 制限時間:7時間
  • 種目:10.7km・フルマラソン
  • フルマラソン定員:37,500名
  • フルマラソン参加費:国内23,300円、海外25,300円
  • 申込期間:2022年8月1日(月)

久しぶりに完全サイズの東京マラソンですね。約2.5万人のスライド組もいるので、抽選は1.25万人分の枠を争うことになります。単純に考えて30倍くらいの倍率になりますが、他のマラソン大会の申し込み状況を考えると、15〜18倍がいいところでしょうか。

もちろんエントリーはしません。鹿児島マラソンと重なっているので。来年の鹿児島マラソンは霧島周辺で訪れたい場所がいくつかありますし、展望台が修復された曽木の滝も。甑島は夏に行きたいのでこのタイミングではなしで。

東京マラソンの注目は参加費ですね。23,300円に検査費用も含まれていて、検査を行わない場合には返金されるとのこと。前回大会の検査費用が6,800円だったので、同額だとすると16,500円。SNSで「高すぎる」という声もありましたが、ぴったり前回と同じです。

16,500円というのは税込みのはずですので、大会側としては15,000円ということになります(参加料+参加費等返金保険料+事務手数料)。東京マラソンの1人あたりの費用は2018年大会で約54,800円という試算があり、残りの約4万円を税金とスポンサーが支払います。

ときどき、これって意味あるのかと思いますが、経済効果があるので少なくとも都は税収としてプラスになる算段なのでしょう。スポンサーは広告宣伝費ですが、本当に費用対効果があるのかは不明。スポンサーによっては社会貢献という意味もあるのかもしれません。

いずれにしても1.5万円ならそこまで高くはありませんよね(消費税は逃げられないので1.65万円ですが)。私も出せない金額ではありません。でも現実としては最大23,300円払う可能性もあるわけです。家賃2万円のアパートで暮らしている私にとっては大金です。

楽天ポイントとかUCの永久不滅ポイントとかで支払えないものでしょうか。

もともとスポーツはお金持ちの遊びですので、これが本来の形なのかもしれません。私のような非課税世帯に片足を突っ込みかけている人間は、走っている場合ではなく働くべきなのでしょう。働かざる者食うべからずですから。

それなのに、こうやって全国各地に走りに行けていることが、もう資本主義社会の歪みのようなもの。なんでも平等である必要なんてないんですけどね。だからマラソン大会も参加費を払える人と払えない人がいて当然。誰でも参加できていたのがおかしかっただけです。

それに見合うだけのものがあればもちろん参加します。鹿児島マラソンは参加費に見合うだけのリターンを感じるから参加しますし、愛媛マラソンも同じ。東京マラソンにはそれを感じないから出ない。シンプルな話ですね。以前のように出られるレースに片っ端から出るという状況ではありません。

大都市マラソンじゃなくても魅力的な大会はいくつもありますし、マラソンだけがランニングじゃありませんしと強がってみたり。マラソン大会が家賃よりも高いのか……やっぱりそれはプロレタリアの私には分不相応。ブルジョアたちに盛り上げてもらうとしましょう。

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