「寝た時間 – 6時間 = 練習時間」にしたらいきなり意識が変わった話

「寝た時間 – 6時間 = 練習時間」にしたら、ちゃんと寝るようになるんじゃないかと、思いつきで始めたのですが、いきなり意識が変わりました。5時起床で1時間走りたければ22時に寝なくてはいけない。そうなると寝ようとするものです。

1時間走ったから7時間寝ようとしたら、毎回のように失敗するのに。まだ慣れていないから上手くいっている可能性もありますが、少なくとも現時点の私はこの方法のほうが合っています。22時に寝たら4時に起きるのではなんて思いましたが、そんなこともなく。

問題はこれで疲労が抜けにくくなることを実証できるかどうかで、そのためには元々の1.5時間の練習時間を確保と7.5時間睡眠が必要になります。とりあえずこの時期は湯船に入らず、シャワーを浴びることで乗り切れそうなんですが、冬になって湯船に浸かるようになったら厳しいかも。

そうなると仕事時間を削ることになります。まぁ貧乏生活に戻るだけなのでいいとしましょう。ランニング中心の生活なんて、あと何年できるかわからないんですから。今はまずトレーニングと睡眠の関係性だけでも、自分なりの正解を見つけることが先。

意外と誰も発信していないんですよね。睡眠とトレーニングの関係。トップアスリートがよやく「睡眠が大事」と語るようになりましたが、そもそもトップアスリートにとって「たくさん寝ること」は当たり前のことで、あえて語るような話じゃないんでしょうね。

だから、何時間寝ればいいとか、睡眠の質がとかまでは語れない。科学者も睡眠の重要性を語っていますが、アスリートの場合の視点までは語っていません(いないわけではありませんが)。実はここは思った以上のブルーオーシャン。

スポーツと睡眠に関するミニサイトを作ったら、意外と独り占めできるかもしれません。最も現時点ではアクセス数が月間100くらいしかいかなさそうですが。要するに誰も重要性を正しく理解していないし、興味すら持っていないので、そもそもオーシャンですらない可能性も。

でも、普通に考えてトレーニングと同じくらい大切なんです。十分な睡眠がないから体を壊すし、睡眠が足りてないから心が壊れる。自分の健康を守りたいならちゃんと寝ること。社会人1年目に3時間睡眠とかで働いていた私が言っても説得力ありませんが。

睡眠が大事だとわかっても、実際に寝れるようになるのも難しいという問題もあります。私はずっとその壁にぶつかっており、寝なきゃいけないのはわかっているのに寝ていない。寝ていないで頑張るのが格好いいと思っていた世代でもあるので仕方ないのですが。

でも、もう寝ていないのは自己管理ができていないだけで、格好悪い時代なんです。歳をとると寝れなくなると言われていますが、少なくとも私はまだその年齢ではありません。7時間でも8時間でも時間があるならいくらでも寝ていられます。貧乏暇なしなので寝ていませんが。

結局のところ意識を変えられるかどうかの問題で、意識を変えるのは「これが正しい」と正論をぶつけても無理で、やらなければ不利になる状況に追い込むしかありません。今回は「寝ないと走れない」と追い込んだら、素直に就寝したわけです。

発想の転換は重要ですね。やろうと思ってやれないというのは誰にでもあるけど、そこで終わりにせずに、どうすればできるか試行錯誤してみる。そうすると答えは意外なところに落ちているものです。まぁ1ヶ月後にまた違うことを言っている可能性もありますが。

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