サブ3.5は達成したから愛媛マラソンでは新しい試みに挑戦してみる

国宝松江城マラソンの疲労が残っていましたが、ジョグだけだと退屈なのと、筋力の低下が不安ということで、ジョグの終わりにHIITを入れてみました。面白いもので、疲れているつもりでいましたが、HIITを入れると翌日のジョグがキビキビとして、疲労をあまり感じません。

ジョグの後に流しを入れるといいというのは、昔から言われていることですが、なるほどこれはいいかもしれません。HIITは4分で約1kmしか走りませんので、通常のインターバルと比べて体への負担も少なめです。もちろんやり過ぎはNGなのでしょうがそもそもHIITは1週間に5回やるものです。

少なくともタバタ式の試験はそのような条件だったはずで、ポイント練習のように間をあけません。それができるのは、トータルの負荷が少ないから。それでも、心配機能は追い込むから、ちゃんとインターバルの効果を得られるわけです。というわけで、しばらくはジョグの後にHIITを入れていこうかと。

刺激を入れると体が動くようになるメカニズムはよくわかりません。メンタルに効果があるのか、それともフィジカル的に何らかの作用があるのか。誰か論文とか出してそうですが、今はそれを探す時間もないので、とりあえず、フルマラソン後でも1週間休んだら、刺激を入れていくことにします。

HIITをするにあたって、少しだけ走り方を変えています。これまでは足を前に出してスピードを稼ごうとしていたようで、この走り方だと太ももの前側の疲労が抜けてないからか、痛みが出ていたので、意識的に重心よりも後ろに足を着いて、地面を押す感じでスピードを出してみました。

同じような動きは練習会などでやっていましたが、それをHIITのようなハイスピード領域で実践するのは初めてのこと。実際にやってみると、太ももの前側の筋肉を使わずに走れるので痛みがありません。ケガの巧妙ではありませんが、スピードもそこそこ出ていて思った以上に走れます。

同じ走り方をフルマラソンでできるとは思いませんが、それに近い走り方でもいいのかなと。私は裸足ランナーなのに、ナチュラルに走ると踵着地になるタイプ。裸足のときはミッドフットでペタペタ走りますが、足を前に出して、足裏を転がして走りがちです。

でも、それってあんまり効率よくないんですよね。だから今年に入ってからの2レースは、できるだけ重心の真下もしくは、少し後ろに着地するイメージを意識していました。ただ、筋力がまだ追いついていないので、後半に苦しくなっていたので、愛媛マラソンでは元に戻そうか悩んでいたところ。

でも、国宝松江城マラソンでサブ3.5はできていますし、何かを変えないと成長が頭打ちしている感じが否めないので、愛媛マラソンでは走り方を大きく変えてみようかと。重心の少し後ろではなく完全に後ろ。もっとも私は後傾で走るランナーなので、実際には自分のイメージよりも前で着地しているかもしれませんが。

いずれにしても、新しい発見は楽しいものです。これまでと違う走り方をすれば、膝などの劣化も遅らせることができる気がしますし。同じ走りばかりを続けていたら、偏ったすり減り方をするので、どう考えてもランナー寿命は短くなります。だから、定期的に変えていったほうがいいのは間違いありません。

実際に私はこれまでも、何度となくランニングフォームを変えてきました。それはランナーとしての寿命を延ばしたかったからではありませんが、もう何年も故障とは無縁のランニングライフを送っています。まったく走れなくなった時期もあったにもかかわらず。

人間というのは変化を嫌う人と、変化を好む人がいますが、私は明らかに後者。同じであることに耐えられなくなるので、ランニング以外にもとにかく変化を求めます。そういう意味では、新しい走り方を求めるのも自然の成り行き。結果が出るかどうかはわかりませんが。

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