繰り返すけどマラソンは健康的なスポーツではありません

コロナ禍を経て再開されたマラソン大会で、心肺停止になる人が相次いでいるという記事があり「前からやし、数件の例を挙げて増えているというのはおかしい」というニュアンスのツイートをしたら、ワクチン推進派と反ワクチン派の争いに巻き込まれそうになりました。

ワクチンについて何にも思わないし、ポリシーもないので、まったくもって不本意な結果になりましたが、安易に触れてしまった私が悪いのでしょう。ただ、以前から伝えていますように、健康を考えるならフルマラソンなんてしないで、毎日30分ほど走るのが理想です。

フルマラソンは心配停止のリスクもありますし、体内が酸化していきます。しかも赤血球をどんどん破壊していくわけです。体にとっていいことなんてひとつもありません。ランナーはまずこのことを大前提として、ランニングを楽しむ必要があります。

不健康だからフルマラソンを走るなと言っているわけではありません。私だって走れる限りはフルマラソンに出場していると思います。それは命を削ってでも走る価値があると思っているから。人生で求めるべきものは、長さではなく密度だと信じているのもあります。

フルマラソンの達成感というのは、これまでに1度も味わったことがありません。ウルトラマラソンですら、安堵感はあれど達成感はありません。自分がやれることをやっているわけで、限界を超えていったわけではありませんし、挑戦ですらありませんので。

ではなぜ走るのか。これに応えるのは不粋だと最近思うようになってきたので、あえて答えを伏せておきますが(今更ですが)、確実なのは得られるものがあるからで、走ることで満たされるから。空っぽの80年と、喜怒哀楽に満ちた60年のどちらを選ぶかという話です。

私は迷わず後者を選びます。不健康だから走らないなんて、太るから目の前のご馳走を食べないのと同じくらい無意味なことです。ただ、多くの人は不健康だという意識がありません。むしろ健康になっていると思い込んでいます。特に日本人はフルマラソン至上主義者が多いので。

別にマラソン大会に出るのはいいと思います。でもフルマラソンじゃなくてもいいんじゃないかなと。フルマラソンを走ったら翌日の観光もグダグダになりますし。リカバリーするのに数週間かかります。それよりもハーフマラソンくらいがいいんじゃないかなと。

例えばFビレッジハーフマラソンとか。何を唐突に言い出すかというと、幸運が重なって北広島で開催されるFビレッジハーフマラソンの非公式広報をすることになりました。TwitterとRUNNING STREET 365を使って4,000人以上集めるのが目標です。

身も蓋もないことを書きます。走りに来てください。それもラン仲間を誘って。4,000人はなかなか大変な数字です。でも達成したら、私の株が上がります。みんな1,000口くらい持ってますよね重松株。それは冗談として、来たくなるような発信をしていきます。

実際にはランレコードを一緒にやっているイラストレーターの伊藤あこたさんと一緒にアカウントを立ち上げて、そこで大会事務局が表立って発信できないことを書いていくことになります。もちろん、事務局からの承諾を得ての活動です。無償ですけどね。

まぁお金なんかは後からついてきます。Fビレッジハーフマラソンに関わっているんですよというのが、5年後10年後に強い武器になります。いわゆるキラーカードというやつで、万里の長城マラソンがまさにそれ。キラーカードについてはいずれ話すとして、とりあえずこれを読んだ人は、細かいことは考えずにエントリーお願いします。

Fビレッジハーフマラソン:https://kitahiro-f-marathon.jp

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