ランレコード練習会終了!【走り続けるために筋トレは続けます】

ランレコード練習会終了!【走り続けるために筋トレは続けます】

水曜日にランレコード練習会を終了しました。トータルで何年やったでしょうか。教えるようになってからはそれほど長くはありませんが、みんなそれなりに走りを取り戻してくれているので、筋トレは大事というのは自分なりに証明できたかなと。

筋トレの重要性を語る人は少なく、一方で加齢によってスピードが出なくなったと嘆く人はたくさんいて、このミスマッチはなんとかならないものかと思うのですが、私が何かできるほど情熱もなく。筋トレの重要性を広めたいわけではないですからね。

私なんて自分のことしか考えませんので、自分だけが筋力低下を防げて、何歳になっても理想の走りができればいいんです。他の人が走れなくなって頼ってきたら、自分のノウハウは惜しみなく出しますが、そうでないなら自分だけがわかっていればいいんです。

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望んでないことを強制しても意味ないじゃないですか。みんな筋トレはしたくないんです。楽して速くなりたいだけで、筋肉痛でボロボロになんてなりたくないんです。ただ、やらないと衰えるだけ。ポイント練習だけでは筋力低下は防げません。

こんなところで主張したところで何にもならないのですが、筋トレは好きとか嫌いとかというレベルの話ではなく、ランナーとして生存し続けるためにやるしかない話です。若い人はそこまで真剣に取り組まなくても、なんとかなりますが、40代後半からは必須科目。

それくらいの年齢になったら、追い込むような走り方と決別したくなるのかもしれませんけどね。頑張るのに疲れて、年齢を理由にシリアスに走る自分を手放したい。マラソンはメンタルも消耗するので、頑張ってきた人ほど「そろそろ潮時かな」となるのかもしれません。

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でも、ランニングって速さを失ってからが面白いと思っています。それに抗うための技術を身につけたり、もっと上手に体を動かせる自分を目指したり。もちろん、ゆっくり走るという選択肢もあります。それはそれで楽しみ方のひとつですから、心からそれを願うならありなんじゃないかなと。

でも私はまだそちら側には行くことはありません。むしろ1度落ちたところから這い上がってきたので、老化と向き合いながらベストを尽くして走れることに喜びを感じます。自分だってまだやれるんだって、走るたびに証明するわけで、気持ちだけはいつまでも若くいられます。

もっとも私の場合は、裸足のときには急がないと決めているので、すでにのんびりランもしています。二刀流ですね。あえてゆっくり走るのはなかなか勇気がいることで、性格が真面目な日本人の気質には合わないかもしれませんが、ゆっくりだといろいろ見えてくるものです。

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シリアスに走る場合はその景色だけを見て、スピードを出せなくなったらゆっくりの景色を見る。そして「あの景色は見れなくなったのだ」と嘆く。それもひとつの人生かもしれませんが、私はそうなりたくはないなと。いつだって、どちらの景色も自分で選びたい。

だから筋トレをしているわけです。いつかは走れなくなる日が来ますが、それはまだ先のことにしたい。50代になっても60代になっても、30代の自分を追いかけたい。だから好きも嫌いもなく、それしか道はないから筋トレをするわけです。

ちなみに筋トレなんて、なんでもいいんですよ。効率を考えたら数%の差はありますけど、難しく考えて何もしないよりは、自己流でも動画を参考にしてでも、とにかくやってみることです。それで失敗したら?いい経験になるじゃないですか。

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