
腰痛の調子が悪いままなのですが、Fビレッジハーフマラソンは走ることにします。リタイア覚悟なので裸足ではなくシューズを履きます(裸足でリタイアは許されません)。なぜそんな状態で走るのか。それはFビレッジハーフマラソンに嫌な予感しかしないから。
一昨日からずっとFビレッジハーフマラソンのしっぽのTwitterアカウントでつぶやいていますが、とにかく伝わっていない情報が多すぎて、確認したらさらに情報が出てくるという状況。それらを情報発信していますが、フォロワーの少ないアカウントなので、おそらく参加者の1割くらいしか伝わりません。
その結果、下記のような不安要素が浮かび上がっています。
- スタート時間までに駐車できない
- 駐車場に入りきれない
- 電子マネーがなくて食事や買物ができない
- スタート前にドリンクを買えない
- トイレが少ないという苦情が出る(少なくはない)
- 立ちションする人が出る
- 最終のシャトルバスがスタートに間に合わない
- エスコンフィールド内が迷路みたいで動線がわからない
- 通行止めで出勤できない
- 渋滞で出勤に遅刻する
- 歩行者とランナーが接触する
- エルフィンロード(自転車道)が狭すぎて苦情が出る
これは私が想定している不安要素の一部です。あくまでも想定なので起きる可能性があるということで、絶対に起きると言っているわけではありません。ただ起きてもおかしくない状態にあり、そうならないために情報発信をしているわけです。
私が動くことでひとつでも起きないようにできるなら、それはとてもやりがいのあることです。ただ、想定していないようなことも必ず起きます。上の例でいえば、歩行者とランナーが接触するというものですが、これはいろいろ情報収集しているときに発覚しました。
店舗のスタッフが歩いて通勤する場合、あちこち通行止めになるのでどこを通ればいいのか通知してほしいとお願いしましたが、そのときに私は確実にそこは横断させないだろうという場所を通れという回答になっていました。
【重要】にわかに信じられないことなのですが、ゴール手前の曲がり角、赤丸部を歩行者が横断するそうです。警備員がいるとのことですが、接触する可能性があるので十分注意して通過するよう、よろしくお願いします。もしかしたらゴール手前の角も横断があるかもしれません。#Fビレッジハーフマラソン pic.twitter.com/Ykcp2IQ9Ly
— Fビレッジハーフマラソンのしっぽ (@fvhm_tail) June 17, 2023
マラソンを知っている人なら上のツイートを見て、全員が「なんで?」と思うはずです。おそらく大会事務局もそう思っているはずです。でも大会事務局としてはどうしようもないこともあるんです。それはもうこの数ヶ月、私は嫌というほど体験してきたことなので大会事務局を責めることはできません。
ただ、私はランニングジャーナリストでもあります。大会で起きたことを伝えるのが私の役割。そして、これだけ不安要素があるなら、無事に終わるとは思えないんですよね。それは私の直感のようなものなのですが、これまでその直感で何度か大きなPVとなる問題に出くわしてきたので。
理想は何も起きず、私の不安が杞憂で終わることです。たくさんの人の思いがこもった大会ですし、私も足の小指くらい突っ込んでいるので、RUNNETで悪い評価が付くと残念な気持ちになります。でも、それとこれは別の話。
もし腰痛が悪化して歩けなくなったとしても、それで後悔することはありません。「あのとき走らなければ」なんて思うわけもなく、むしろ「あのとき直感を信じて走っておけばよかった」となる可能性のほうが高いので。
しかも大きな問題であっても、誰かが見つけないと表に出ないままなかったことにされてしまいます。かつての東京マラソンのゴミ問題や、千葉マリンマラソンでのQちゃんの機転の効いた対応など、私が問題提議しなければ埋もれたままになっていたわけです。
別にそれを誇るつもりはありませんし、錦の御旗にするつもりもありません。ただ、何かが起きると感じたら動かなくてはいけません。そして「こうなると思った」と後出しするのは嫌なので、こうして先に書いておきます。ただ、ひとつも予想が当たらないことを心から願っています。