予定通りFビレッジハーフマラソンを走ってきました。ただ想定したトラブルはコースではなく会場で起きました。いえ、コースでも起きてたんですが、そんなものはすべてかき消されるようなトラブルでした。荷物の受け取りに45分もかかるという……人によっては1時間以上かもしれません。
それも想定していたことのひとつなのですが、運営の方の説明を聞く限りなんとかなりそうだと思ったのですが、想像以上にオペレーションが上手くできておらず。問題が事務局にあったのかFビレッジ側にあったのかはわかりません。とにかく現時点でRUNNETの評価か30点台になっています。
結果だけを見ればこの評価は仕方ないかなと思うのですが、大会運営をする人たちにとってはとても残酷な評価になっています。マラソン大会を愛するものとして、大会運営者が「もう続けられない」と言い出さないことを願っています。
FビレッジハーフマラソンについてはRUNNING STREET 365で書いているのでここでは、運営についてはこれ以上書くことはありません。ここからは私の走りについて書いておきましょう。結果としてはかなり酷いタイムになってしまいました。
ただ最後まで走り抜いたのでDNFにならずに済んだくらいの話。スタートした直後はアディダスのボストン12のおかげでキロ5分代前半で走れていました。これは想定していたよりもやや速めでしたが、腰に爆弾を抱えているので走れるうちに貯金を作ろうと。
ただ、いま思えばそれが失敗でした。コースがかなり狭いので、無理をして人を抜いていくことになり、足には思った以上に負担がかかります。そもそも練習をしていないのに、キロ5分代前半というのはかなりのオーバーペース。でも久しぶりの走りだから、そのことに気づきません。
そして異変が起きたのが13km地点。実際にはその前からちょっとずつおかしくなっていたのですが、腰ではなく内臓が直接痛み始めます。腰はむしろ体が温まったことで痛みが出る気配もなかったのですが、内臓はジンジン痛むわけです。
13km地点でその痛みが「やばい」くらいに大きくなり、そこでレースは終了。ただ自転車道ということもあり、そこでリタイアするのも難しそうだったので、ペースを大幅に落としてジョグで会場に向かうことにしました。
内臓が痛むのは血液が内臓に流れていないからで、ペースを落として血液をまわしてやれば痛みはなくなると判断したわけです。実際にペースを落としてからは、内臓に違和感が少し残るものの痛むほどではなく、なんとかなりそうな雰囲気。
コンディションが整ってないのに、無理して走るものではありませんね。10kmくらいならまだ何とかなりますが、ハーフマラソンの約21kmというのは想像以上に長い距離。勢いだけでなんとかなる距離ではありませんでした。
いい経験にはなりましたけど、あのとき内臓の痛みを無視して走り続けていたらどうなっていたのか、想像しただけでもゾッとします。ただ、ペースをしっかり落としたのに、今朝は足も腰も筋肉痛。腰は過去最大の痛みになっています。
とりあえず今週末の検査までは大人しくしておきます。いや、大人しくするしか選択肢がないくらい体がボロボロなんですが。でも走ったことは後悔していません。やっぱり現場を見てないとわからないこともあり、大会レポートも自分の言葉で書けるので、また同じことがあったらやっぱり走ってしまう気がします。