先日のセプテンバーえきでんに続いて、今年2回目の大阪遠征が決まりました。次は「SJC 第2戦 大阪大会」なのですが、何だそれ?となる人もいますよね。ハルカススカイランならわかるでしょうか。いろいろあってハルカススカイランは「SJC 第2戦 大阪大会」です。
ハルカススカイランの名前を残せばよかったのにとは思うものの、いろいろ事情があるのでしょう。名前が何であれやることは同じ。ただ今のコンディションでは、何もできないまま終わるのは間違いありません。
さすがいにそれは恥ずかしいので、それなりにやりきった感を出そうとは思います。そのために目標を立てる必要があるのですが、とても去年よりも速く登るなんてことは言えません。昨年のタイムが「13分4秒76」ですが、現実を見れば15分以内といたっところでしょうか。
ここからどれくらい体重を落とせるか、どれくらい筋力を上げられるのかにもよりますが、とにかく14分台でゴールできるようにここから積み上げていきます。もちろん「あわよくば13分台」とは思うのですが、そこまでの夢想家ではなく。
階段マラソンというのは筋持久力がすべての世界。あとは自制することも大事です。前半に飛ばさないことと、心を折らないことで自分のすべてを出し切れます。でも、諦めてしまうんです。ここで踏ん張ればタイムが出るとわかっていても諦めてしまう。
その壁に何度跳ね返されてきたことか。きっと今年もその壁に負けてしまいます。それでも出るのはそこにロマンがあるから。たった10分ちょっとにすべてをかける。意味なんてなにもないのかもしれないけど、やらずにはいられないんです。
ただ夢ばかり見ているわけにはいきません。少なくとも3kgは落とさないとどうにもなりません。本当は6kg落としたいのですが、それこそ夢物語になってしまうので、現実を考えると56kgでスタートラインに立てるといいのですが。
56kgまでしか落ちないならそこは仕方ないことなのですが、大事なのはそのときの筋持久力です。幸運なことに伊豆高原の職場&拠点の前には超激坂があります。片道約2.5kmで平均勾配が8%。ここの自己ベストが14分43秒なので、まさに階段マラソンのトレーニングに最適。
この坂道を休むことなく走れるようになれば、14分台は確約されたようなもの。ただ昨日も走りましたが、まだ歩いてしまう箇所がいくつかあります。これをあと2ヶ月続ければ、まちがいなく最後まで走れる体には戻ってきます。
以前は筋力アップで乗り切ろうとしましたが、走る筋肉と階段で使う筋肉は全然違って、筋トレがほとんど意味がなかったという過去の失敗を参考に。今回はとにかく粘れる力を付けてみようと思います。愛媛マラソンもあるので筋トレもしますが。
万里の長城マラソンと同じく階段マラソンは、記録よりも記憶に残る大会です。そして、そこに至るまでの過程が大事な大会でもあります。結果が良ければ満足できるわけではなく、どれだけ準備をしたかで得られるものが変わってきます。
こういう大会は何歳になっても参加し続けたいところ。90歳になってあべのハルカスの階段を上っているとかかっこいいじゃないですか。しかも平均よりも速いスピードで。そんな夢を持てるんですよね。これは普通のフルマラソンにはない楽しみのひとつだったりします。