3週連続のマラソン大会だったこともあり、天童ラ・フランスマラソンの完走タイムは、決して褒められるものではありませんでしたが、自分の中のベストを尽くすことはできて満足しています。やっと走れる体が戻ってきた感じがしてひと安心。
ちょっと強引だったかもしれませんが、いわて盛岡シティマラソンでは、グリコーゲンを使い切るような走り方をして、エネルギーが枯渇した状態でのランニングを体に思い出させて、万里の長城マラソンでは階段と坂道で疲労がマックスになるように走りました。
そして天童ラ・フランスマラソンでは、状況に合わせた走りができて、少なくとも頭の中の組み立てという点では、以前とほとんど変わらない状態にあります。体の状態を考えて、その日にできることを導き出し、その通りに走る。これができただけで大きな収穫。
もちろん、走力が戻ってくるにはまだ時間がかかります。ただ、今の状態でしっかりと回復させれば、愛媛マラソンでのアスリート枠確保はそれほど難しくないというところまで戻ってきました。あとはそれを確実なものにするために積み重ねるだけ。
長かったような、思ったよりも早かったような。やはりレースのように負荷の高い環境に身を置いて、体に刺激を入れることが大切。温いジョグをいくら重ねても、サブ3.5の走力は戻ってきません。もちろん練習で負荷をかければいいだけですが。
今の生活だと思うように負荷をかけることができません。シフトによっては走る時間を確保できないことも多々ありますし、練習よりも睡眠時間の確保が大切になることもあります。まずは仕事ありきなので、練習で狙い通りに負荷をかけることはできません。
そうなるとレースで負荷をかける必要がありますが、私に残されているのは階段マラソンと台北マラソンのみ。そうなると最終調整は台北マラソン。30kmまではレースペースで走り、あとはジョグといったところでしょうか。理想はそれでサブ3.5になることですが。
本当は裸足で走りたいのですが、最優先すべきは愛媛マラソンで結果を出すこと。あれもこれも手に入れようとすると、必ずどこかで破綻してしまうもの。追うべき兎は1羽までにしておきます。裸足で走る機会はまたどこかであるはずですから。
台北マラソンを30km地点までキロ4分50秒で走ること。これが次の課題。まずやらなくてはいけないのが体重を落とすこと。走れてない日はできるだけ夕食を控えめにするようにします。最近リカバリーのために甘いものも食べていましたが、それも終了。
台北マラソンでの体重は53kgまで落とすこと。その上で愛媛マラソンで51kgにしておけば、よほど酷いレースをしない限り、アスリート枠は確保できます。本当は食事を減らすのではなく、練習量を増やすのが理想ですが、できないことを願っても仕方ありません。
そして筋力をつけること。これは忙しくても隙間時間を見つければできること。理想は1週間に2回の筋トレ。ポイント練習のつもりで取り組むことです。今回の3レースで筋力不足を痛感しており、これはすぐにでも取り組む必要があります。
やるべきことがどんどん具体的になっていきます。あとは実行するだけですが、思い通りにいかなくてもあわてないこと。やるべきことそのものはシンプルです。焦って体を壊しさえしなければ乗り越えられる壁。だから強引な積み重ねをしないように気をつけます。