愛媛マラソンに向けて始動しようと思ったのですが、走り出した瞬間に「これじゃない」状態に。足が重たいという感じではなく、反応が鈍いという感覚があり、ほとんど走れずに戻ってきました。やはりそれなりには疲労が溜まっていたようです。
半年間ほとんど練習できずに、急ピッチで体作りをした結果、3週連続のレースに耐えられないくらい体が弱っていたようです。ただ高負荷をかけるとそれだけ走力が上がっていくのも確かです。上のグラフはStravaのFitness & Freshnessの結果ですが、きちんとフィットネスが上がっています。
現在のフィットネスが32で、愛媛マラソンでアスリート枠を確保するには50〜60くらいの数字にしなくてはいけません。今回のように高負荷をかけたあとというのはチャンスであり、ここで休んでしまうと、また北海道時代のように走れない体になります。
ただ、高負荷をかけてもいいのは、グラフ上のフォームが疲労を上回ってから。そう考えると、あと数日休んでからまたトレーニングを積むのが理想なんですが、宿の仕事をしていると走れるときに走っておく必要があります。数日走れなくなることも珍しくありませんので。
こうやって数字で見てみると、北海道時代がいかに走れなくなっていたかがよくわかります。そして、そこからある程度回復していることも。定期的に高い負荷をかけないといけないこともよくわかります。ジョグだけではフィットネスはほとんど上がりませんので。
そう考えると結局のところ、しっかりトレーニングを積むしかないのですが、走り出して反応が遅いとやっぱり無理させられないなと思うわけです。48歳ですからもう若くはありません。サブ3を諦めるような年齢でもありませんが。
上記のグラフからわかるのは、今までと同じトレーニングを積んでいたのでは愛媛マラソンには間に合わないということ。筋トレをすることだけでなく、心肺機能に高い負荷をかけてそれなりに長い距離を走らないと結果に繋がりません。
ただ、鶴巻温泉にはそれができる環境があるのですが、伊豆高原でそれを実現するのは簡単なことではありません。独立したときに鶴巻温泉を選んだのは偶然みたいなところがありますが、トレーニング環境でいえば、これまで暮らしたどこよりも整っています。
そうなるとますます鶴巻温泉から離れがたくなります。来年はしっかりと走ることも重視したいので、もう数年は鶴巻温泉が拠点になるかもしれません。もっと良い場所が見つかれば引っ越しするかもしれませんが。
いずれにしても、ここが走力アップの踏ん張りどころ。ただ体は思うように動かない。ここで無理してケガをするのが1番よろしくありません。でも休みすぎて体力が落ちてしまうのもよろしくない。だとすれば、しばらく1時間程度のジョグで繋いで、体が整ったら本格始動というのが正解かもしれません。
以前からリカバリーについては何度か投稿していますが、本当にリカバリーを考えなくてはいけない年令になっているのだなと強く感じています。頭ではわかっているのですが、まだ大丈夫だろうと思っていたところも無きにしもあらずで。
ここからは勢いだけでなく、休むも練習という言葉を受け入れて体に無理をさせずに来シーズンに備えるとします。勝負の年は2024-2025シーズン。今年はアスリート枠を確保するだけでいいので、まずは体を壊さないようにだけ注意してトレーニングを積み重ねるとします。