超長距離ランニングにはときどき夢がいっぱい詰まっている

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今日は大江戸小江戸200kの優先枠のエントリー開始日。地球の裏側ブラジルではラン仲間でプロレスラーの三州ツバ吉さんがジャングルマラソンを走っている。万里の長城マラソンに出場したオカケンさんはいま本州縦断マラソンの真っ最中だ。

大江戸小江戸200kはこれまで200kmちょっとの大会だったのだが、今年から230kmオーバーの部門も用意されている。人はなぜここまで超長距離を走ろうとするのだろうか?

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昨年末から今年の年始にかけて東海道を走った男が言うのも何だが、ウルトラマラソンの魅力がわたしにはまだわからない。ウルトラマラソンはただ退屈だとしか思えない。24時間マラソンを何度も走っているのに。

わたしにとってのウルトラマラソンは結局のところフルマラソンの延長でしかない。

東海道を走ったのも、日本海から太平洋まで走ったのもそれは大会ではなくて旅だったから。旅の手段が自分の足だというだけで、マラソンを走っているという感覚はまったくない。

マラソン大会は仲間に会いに行く場所であり、仲間を作る場所でもある。そして自分の能力を確かめる場所だ。大切なのはその能力を誇ることではなく、どう使うかだろう。

マラソン大会を目的とするランニングも悪くはないが、せっかく高めた能力をもっと自由に使いたい。どうせ100kmも200kmも走るなら、この国の端から端まで自由に見て走りたい。

わたしは山を走るのも好きだが、トレランの大会には1度しか出たことがない。UTMFに出場するためにこれからいくつかの大会には出る可能性があるが、そこを主戦場とするつもりはない。

山は自然との対話をしに行く場所で、自分の体の反応を確認しに行く場所だ。

勘違いされないように書いておくが、わたしはマラソン大会が好きだ。大好きだ。フルマラソンも24時間マラソンも、なんならトレランもウルトラマラソンも出るのは好きだ。

それよりももっともっと面白いものがあると言いたいだけのこと。

正直、三州ツバ吉さんの走っているジャングルマラソンはかなり興味がある。今年は走らないつもりだけれども大江戸小江戸200kも本州縦断マラソンも気にはなる。これらはもうマラソン大会ではなくて冒険であり旅だからだ。

facebookで彼らの活躍を見るたびにワクワクしてくる。

いつかはそれらの大会に出られるぐらいにまでしっかり力をつけておこう。走るだけではない。200kmを超える距離を走る東西対抗東海道ウルトラマラソンも成功させたい。超長距離ランニングにはときどき夢がいっぱい詰まっている。

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