とうとう頭がおかしくなったのかと思われるかもしれないが、わたしの理想は42.195km走る前よりも走った後のほうが体の調子がいいというのを理想としている。裸足なので足裏はともかく全体としては元気になっている。
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調子がいいという日本語表現が伝わりにくいが、感覚的にはわたしは42.195kmを使って体を整えている。もちろんサブ3を狙うような走りをするときは体を消耗するのだが、裸足で5時間かけてゴールするときは体は整っていくのが理想。
run to adjust
走ることで体を整える。走れば走るほどきれいになる。走れば走るほど強くなる。「楽しく走る」と同じくらい大切にしているのがこの「run to adjust」という考え方だ。
健康という視点でランニングを考えると多くの人がイメージするのは「継続が大事」ということだろう。日常の中にランニングを取り込めば健康でいられるという考え方が一般的だ。
わたしはそうではなく例えばマッサージのように施術後に実感できる即効性の調子の良さを、ランニング後にも実感できるのではないかと考えている。
日常生活でズレてしまった骨盤の向きや、肩甲骨の位置、正しい姿勢。そういうものを走りながら調整して正しい位置にアジャストしていけば、フルマラソンを走ったあとでも走り出す前よりも健康体でいられるのではないだろうか。
少なくともフルマラソンは消耗の場ではない。
前に「大都市マラソンを芸能人が走ることについて」の記事を書いたときにfacebookで知人が、メディアはマラソンを罰ゲームとして考えるメンタリティになっていると言っていたが、その考え方を払拭したい。
走れば走るほど元気になり、美しくなれるのだとすればもっと多くの人がマラソンに注目してもらえるだろう。
でも現実にはフルマラソンはきついし疲れるよねという人いると思う。でもわたしはそこに関しては強く反論する。消耗するような走り方をするから消耗しているだけで、正しく走れば絶対に体は整っていくことになる。
42.195km、5時間も6時間もかけて体を調整するのだから良くならないわけがない。
ただし、逆を言えばアジャストせずに走ると、走れば走るだけ消耗し、走れば走るだけ醜い状態になっていく。素人にマッサージをしてもらうようなもので、それはもう似て非なるものでしかない。
「run to adjust」
速さや向上心ばかり追い求めてしまいがちなランニングの世界に示したい。走ることは罰ゲームや修行でもない。自分の心と体を整えるためのランニングをわたしはこれから提案してく。
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