「THE RISE256」惨敗!何もできなかった11分40秒

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大阪府咲洲庁舎の階段を駆け上がる「THE RISE256」2週連続裸足のフルマラソンを終えて意気揚々と大阪に戻ってきたにも関わらず、身体の深いところに残った疲労感はそう簡単に抜けるものではなかった。

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会場入りしたのは午前6時前、フェリーで小倉から南港入りしたので誰よりも早い到着。そこに何の意味もない。ただ誰もいない駅を降りて見上げた大阪府咲洲庁舎の大きかったこと…

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大阪マラソンで見た時よりも大きくなってないか?

受付は10時からなのでそれまでは待機。意気揚々と会場入りのつもりが母から譲ってもらった風邪でのどが痛いのと、連戦の疲れからかこのツアー最大の胃痛がわたしを襲い始める。

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それでもここまできたらやるしかない。最後の一滴まで気力を絞り尽くしてゴールしなければここに来た意味がない。会場にいる選手たちも考えはほぼ同じ。みんな緊張の顔で表情がかたい。

それを盛り上げようとサプライズゲストでミスターセレッソの森島さんが登場したり、DJが懸命に声を出すものの選手のテンションは一向にあがらない。わたしも含め完全に256mの化物に飲み込まれている。

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こういうとき海外のイベントなら簡単に盛り上がるのに日本だとうまくいかないのは日本人の気質だろうか。ちょっと真面目に256mと向き合いすぎているのかもしれない。

さてスタートして階段を上ろうとするものの、まったく足が動かない。ある程度動かないのは想定していたが、それは大きい筋肉がきつくなることだった。まさかの足首の筋肉が動くのを拒否したのだ。

下関海響マラソンで荒れた路面で痛みから逃げた結果、足首に疲労が残っていたらしい。大阪マラソンでも多少足首に負担がかかっていたのだが1週間でほぼ回復できていた。さすがに中1日での回復は無理だった。

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とはいえ棄権しますなんてことは言えない。とにかくスピードが出せない中コツコツと上がっていくしかない。ウェーブスタートで後ろからスタートした選手にどんどんと抜かれていく裸足の河童。

正直情けない。

ふくらはぎも太もももまったく疲れていない。疲れるだけのスピードも出ないし、ただただ足首が痛い。そしてアジャストする暇もなくあっという間にゴールの52階に到達。

11分40秒

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不完全燃焼。もっとやれたはずという思いと、これがいまの自分の限界かという思いが複雑に入り交じる。今日のベストは出しきったと言いたいが、全然出し切れていない。

もっと何かできなかったのか。この階段マラソンを甘く見ていなかったか。ずっと自分に問いかけている。

この気持ちをぶつけるには来年のTHE RISE256にまた戻ってくるしかない。

来年は今年の自分を大きく超えてみせよう。絶対に超えていかなくてはいけない目標がひとつできた。悔しさを力に変えて成長しよう。わたしはもっともっと強くなれる。

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惨敗したからこそ大きくジャンプできたと言えるように1年間しっかり練習しよう。

待ってろ大阪府咲洲庁舎、待ってろTHE RISE256。来年、絶対にここに戻ってきて次は歓喜のゴールをしてみせよう。

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