まだ頭の中にしかありませんが「速さを競わない」マラソン大会やります

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足し算引き算は正しく計算できることが評価されるのに、かけっこは正しく走ることよりも速く走ることが評価されるのはなぜでしょう。跳び箱は高く飛べるほうが評価されるのはなぜでしょう。

別に競争が悪いと言うつもりはありませんが、それぞれの持つ身体能力を無視して、誰かと比べて速いとか遅いとか評価してもしかたないですよね。

本来はそれぞれの基礎体力を測定し、それをベースに半年や1年でどれだけ向上したかを評価する教育があってもいいような気がします。わたしが思うぐらいですからすでにそういう学校もあるのだと思いますが。

マラソン大会も速く走る人が表彰されます。それはものすごい努力の結果であって、評価されるべきひとつのカタチであることは否定しません。でも、ランニングの評価はそれだけでいいのでしょうか。

そんな疑問を突き詰めて考えた結果、新しいマラソン大会にたどり着きました。先に言っておきます。何か面白い大会をやりたいと思った人は盛大にパクってください。

わたしが行うそのマラソン大会は当然速い人が勝つわけではなく、自分の設定した時間で走った人が勝つマラソン大会です。例えば5kmのコースで自分の設定タイムを決めて申請します。それぞれの設定タイムに近い人が勝ちです。

利点はひとつ。誰もがむやみに速さを求めなくなることです。無理して走るよりは自分の声を聞いて走るようになります。

もちろんこの大会、腕時計は禁止です。途中の表示もありません。すべて感覚です。速さを磨くのではなく自分の走りをコントロールする能力を磨きます。

速くなくても勝てるかわりに、自分をコントロールする能力を磨かなくては勝てません。

そしてこの大会、トレイルコースなどの不整地で行うことで難易度を上げることも可能です。勝つために何を磨けばいいかそれぞれが考えなければいけません。

でもきっとこれが広まれば、走ることのカタチがどこかで変わるような気がします。ゲーム性も高まるので走ることの可能性が大きく変わるかもしれません。

「速さを競わないマラソン大会」来年開催できるように進めてみます。

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