三浦国際マラソンが多くのランナーに愛される理由

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昨日は三浦国際マラソンに行って来ました。

神奈川県民を20年以上やっていて10年以上のラン歴があるのに一度も出たことがなかった三浦国際マラソン。

三浦国際マラソンに参加したランナーは、いつも嬉しそうに三浦国際マラソンについて語ります。
「これは一体どういうことなのか」と興味が湧いたわけです。

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三浦国際マラソンの会場に着いたのは10kmのスタート20分前。
沿道はものすごい数のランナーが スタートを待っていたのですが後方はあまり緊張感なし。
前方に行くに連れて「よし、やったるでー」な雰囲気が伝わってきます。

決してハーフマラソンを走れないから10kmを選んだのではなく、「三浦国際マラソンの10kmを走りたい」から10kmを選んだランナーも少なくないようです。

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長くない距離でもアップダウンがあり、その難コースのスピードレースを楽しむ。
いまの自分の力を試してみたい。
1年前の自分と比べて成長しているのかどうかを知りたいのかもしれません。

10kmがスタートした直後にハーフマラソンがスタートします。

ハーフマラソンを走るランナーも同じく、前方には緊張感のある顔つきのランナーがいて、さらにアップダウンの激しいコースに立ち向かう気持ちが表情に現れます。

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それでもなぜかみんな楽しそうな顔にも見えます。
これから走るコースに対してワクワクしているのか、三浦国際マラソンに参加していることにワクワクしているのか。

周りを見渡すと、すでに5kmを走り終えたランナーや声援を送る人たちの顔もみんな楽しそう。

マラソンを走るという緊張感とお祭りを楽しむというワクワク感。
絶妙なバランスです。

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三浦国際マラソンで感じたのが「テンポの良さ」です。

5km、10km、ハーフマラソンという3種類の競技を行うと、大会が間延びした雰囲気になるのですが、三浦国際マラソンは素晴らしいテンポで各種目が流れていきます。

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5kmが終わって戻ってきたら10kmがスタート。
10kmがスタートして7分後にハーフマラソンがスタートしたと思ったら、すぐに10kmのトップがゴール。
10kmのランナーがまだ走っているうちにハーフマラソンのトップが帰ってきます。

ずっとスタート・フィニッシュ地点にいても飽きることがありません。

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それに加えて、まさにお祭り状態の砂浜でのグルメブース。
ちょっと出し過ぎじゃないかと思うほど、三浦の名物を使ったグルメがそろっています。
しかもどこも大行列。

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無料のお味噌汁や、煮大根もあって走り終えたランナーや応援に駆けつけた人たちに振る舞われます。

その横ではヒーローショーが行われたり、乗馬体験やサメに触れることもできます。 
これを三浦海岸の砂浜で行うというのも面白い。

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ただでさえ非日常の空間となっている三浦国際マラソンの会場が砂浜にあることで「特別感」が演出されています。

みんなが笑顔になる仕組みがあちこちに用意されているのを感じます。

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特に素晴らしいのが完走証を配るブースで、完走証を雨で濡らさないようするために、ビニール袋を一緒に配っていることです。

こういう小さな心遣いが出来るか出来ないかで、大会の印象が大きく変わってきます。
ちょっとしたことなのですが、そこまで気が回らない大会のほうが圧倒的に多いのが現状。

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「大切な完走証が雨に濡れないように」 という心遣いは、マラソン大会運営のあちこちに現れているはずです。
その積み重ねが「居心地のよさ」を生み出し、集まった人たちの笑顔につながります。

 みんなが三浦国際マラソンを嬉しそうに語る理由がわかりました。

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三浦国際マラソンからは「みんなを笑顔にしたい」という運営者の気持ちがしっかりと伝わってきます。
どうすればもっと楽しく出来るかをこれまでずっと追い求めて来たのかもしれません。

タイミングが合えば今度は自分で走り、ランナーとしてこの大会を楽しんでみたい。
そして参加賞の大きな大根を手に「どうすんだこれ?」と言いながら笑顔で家に帰るのです。

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大根を食べ終わるまでが三浦国際マラソンです。

このワクワクする気持ちは簡単には終わりません。

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