奥州街道ラン1日目で宇都宮まで来ることが出来ましたので、2日目からは日光街道に合流して日本橋を目指します。残り距離が111kmですので2日目の目標は残り50kmとなる幸手宿です。
1日に61kmですのでそれほど厳しいはずはないのですが、さすがに前日に85km走っていると。体のあちこちが痛みます。筋肉も思うように動かない状態。
それでも1日目の続き2日目も頼もしい仲間が現れてくれました。
昨日の青木くんに加えて2名の援軍。昨日走った組は疲労の色が濃いので、この2名の援軍は本当に心強いところ。3日間1人で走るつもりが、まさかの2日連続でのサポートつき。
2日目は二荒山神社に参拝してからのスタートです。
メンバーを引っ張るのはななちゃん。数日前に100kmを走ったばかりで、宇都宮まで駆けつけてくれました。ただ速い。めちゃくちゃ速い。
とてもついていくことは出来ませんが、それでも背中を逃さないように懸命に追いかけます。本当に走るのが好きなんだなぁというのが背中からも伝わってきます。
他の人の走りはいつだって刺激になり、自分の走りに必ずプラスになります。
ただ今日はスピードがどうしてもあがりません。体のあちこちが痛み、足を止めないことで精一杯。懸命についていくことだけ考えます。
1日目の奥州街道は見どころが多かったのですが、2日目の日光街道に合流してからは、見どころが途端に減ってしまいます。本陣跡のない宿場町もあり、そうなるとただ通過するだけです。
今日合流してくれた2人は歴史街道を満喫できなくて申し訳ないのですが、1人で走っていたら間違いなくスピードも出ずにグダグダしているところだったので、本当に助かります。
午前中に青木くんが仕事のため急遽離脱。そこからは3人で進みます。
宿場町まで引っ張ってもらっては、左右を確認して宿場町に関係するものを写真に撮ったり、神社やお寺をお参りしたり。
ななちゃんが引っ張ってくれるので、予定していたスケジュールよりも早いペースで進めていたので、ランチもちょっと高級そうなお蕎麦屋さんでのんびりと。
これも仲間と走れるからこその楽しみです。
ただし、そんなななちゃんは茨城県に入って古河宿で離脱。そこからいつものラン仲間、なべくんと15kmの二人旅。
ペースランナーを失い、しかも気温が下がっていく中、ペースは下がっていくもののとにかく前に進みます。こういうときに一緒に走り慣れている仲間がいるのは勇気づけられます。
残り8kmはほとんど暗闇の中を走っている区間もありましたが、1人ではない心強さがあります。2日目の目標である、幸手宿の極楽の湯まで気合と根性と負けん気で乗り切ります。
2日目の61km（計測値64km）は初日の85kmよりもさらに厳しい走りになりました。
1人だったら間違いなく23時までかかっていたことでしょう。3人のサポートがあり無理にでもスピードを出したことで、休憩時間込みで10時間30分くらいで目的地到達。
とにかく今日はこれに尽きます。
明日の最終日は今度こそ本当に1人で走りきらなくてはいけません。残り50km。ここまできたらサポートしてくれた仲間のためにも、応援してくれる人たちの期待を裏切らないためにも必ず走りきります。
そして五街道制覇プロジェクトを次に繋げること。
苦しい一日になるとは思いますが、コツコツ前に進んでゴール後に最高の祝杯をあげたいと思います。
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