UberEatsの配達では現金払いにも対応しているのですが、昨日は22件中9件が現金。これほどまでに現金が多いのはこれまでになく、明らかに現金払いに対応している配達員が不足しているような気がします。おかげで平日だというのに休みなく7時間自転車を漕ぎ続けることに。仕事があるのはありがたいことですが、この状況って良いのか悪いのか。
そもそも配達員が足りていない感じもあります。単価が安いから、UberEatsの配達を新しくやる人が減ったのでしょう。やってみたものの、1週間でリタイア。そりゃ30分かけて5km運んで300円とか言われたら嫌になります。もっとも実際にそんな金額設定はなく、配達に30分かかったら600円くらいにはなるはずです。最低賃金以下での労働提供は個人事業主相手でも認められていないので。
提示が5km300円でも運んでみたら600円になるはずです。でも5km300円をやりかねないのがUberEatsのこわいところ。だから私はそういう案件を一切受けません。300円で受けるのは2kmまで。もしくは行きたい場所に行ける場合のみ。これを徹底できるかどうかはとても重要です。でも新人さんはとにかく受けなきゃと思ってなんでも受けて消耗する。
それも勉強ではありますが、学んだことを活かす前に辞めることになるので、もっと考えて配達すればいいのにとは思います。例えばこの状況なら現金受けをすればいいんです。いくらでも案件が飛んできますから、5km300円なんて案件はスルーすればいいんです。2km以下300円が来るまで待つだけ。もっとも都内だからできるテクニックですが。
現金受けはかなり面倒です。だって今どきクレジットカードを持てない人がお客さんなわけです。大抵のケースで普通じゃありません。たまに主婦の方もクレジットカードの使用履歴を残したくないのか現金払いにしていますが、基本はクレジットカードを持てない人ばかり。そういう人はアプリに住所をきちんと入力することができなかったりします。
なので配達先を探すといったことも起きますし、電話で確認する率もかなり高め。そういうめんどくさいことが多いので、現金受けをしないという人も少なくありません。以前は現金受けをしてもしなくても売り上げはそれほど変わりませんでしたが、最近は1回300円の案件があるので、配達を選ぶという意味で現金受けをしたほうが有利。少なくとも私の感覚では。2kmで300円なら1時間に4回運べて最低賃金は確保できます。
最低賃金確保なんてなんとも寂しい話ですが、それが今のUberEatsの現実。もちろん、曜日や時間帯にもよりますが。もっともUberEatsの配達の場合、時給で考えるのは少し無理があります。配達員は時間を売っているように見えて、実は体力を売っています。だから1kmの移動あたりいくら稼げるかが実はとても重要です。1日にどれくらいの距離を運転できるかは人によって違いますが、私の理想は1日に50km。
1日に50kmで1万円を稼ぎたいので、1kmあたり200円計算になります。大事なのは配達していない時間も含めて計算するということ。もちろん、昨日のように単価が低い日もありますが、少なくとも60kmで1万円。それ以上漕ぐと、翌日以降に疲労を持ち越すことになるのでNG。そう考えると受けていい案件とそうでない案件が明確になります。5km 300円なんて言うまでもなく受けてはいけません。
でも、そのあと鳴らなかったら損するじゃないかと思うかもしれませんが、そこは待機してればいいんです。あまり人目につかないところで休む。もちろん鳴りやすい場所というのが大前提ですが、待っている分には体力を消耗しません。むしろ程よく回復します。そして何よりも現金受けをしていれば鳴らないなんてことはありません。少なくとも現状では。
注文する側もそろそろ、出来るだけ近場から注文するということを覚えてもらいたいところ。アプリのおすすめは大抵多くのお店を提示します。昨日は恵比寿の吉野家から新宿まで運びました。少し先に吉野家があるマンションなのに。それも現金案件でしたが、たまたま恵比寿にいて渋谷方面に戻りたかったから受けましたが、そうでなかったら受けてない可能性があります。
現金受けをしている人が少なく、距離も遠いとなるとなかなか配達員が決まらない。料理も冷めてしまいますし、誰も幸せになりません。だから現金オンリーの人はできるだけ近場で頼むのがおすすめ。とはいえ、こんなところに書いたところで、現金払いの人がこれを読む確率はほぼゼロなので無駄な要望でしかありませんが。
しかも私自身は距離と価格が見合わない案件は受けないので全然問題ありません。ただ、新人さんが辞めていくのはUberEatsの存続にもかかわるので、もう少しだけ上手に配達してくれたらいいのにと思っているだけ。どうすれば自分を消耗せずに働き続けられるのか考える。そうすればやるべきことが見えてくると思うのですが、その考えるのが難しいと言われると私にはどうしようもありません。
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