記事をリライトすることで検索順位やPVが上がる【書きっぱなしライターを卒業しよう】

わたしは基本的に文章はアウトプット作業だと考えていて、1度アウトプットしたものを見直すということをしてきませんでした。ブログの読み直しもしませんし、どの記事にアクセス数があるのかも気にしていませんでした。

ただ、今年の目標としてPVを今の倍にすると決めたとき、記事のリライト(書き直し)が必要になると感じ、実際に取り組みはじめてから確実に効果が出ています。まだ微増ではありますが、PVが上がらずに困っている人のために、リライトの重要性について解説していきます。

目次

ブログにやってくる人の半数が検索経由

上のグラフからもわかりますようにこのブログに限らず、ブログにアクセスする人の半数以上が、GoogleやYahooなどの検索からやってきます。これはサイトによって多少の違いはありますが、50%は検索経由だと思っていいでしょう。

RUNNING STREET 365が1日1500PVくらいで、このブログが1日800PVくらいです。この半分が検索経由でやってくるわけで、さらに直接やってくる人も、そもそも検索経由で来てくれた人なので、ここを増やすにしても検索で見つけてもらわないといけません。

ただ、検索で見つけてもらうというのは簡単ではありません。少なくとも検索してもらって、1ページ目にないと存在すら気付いてもらえません。このため、検索で上位になるためにSEO(検索エンジン最適化)を行います。

SEOを考えて作ったページは検索にかかりやすく、検索数やPVのアップにつながるというわけです。ところがわたしは、SEOをほぼ無視して何年もブログを書いてきました。その結果としてPVが伸び悩む結果になりました。

新しく書いた記事は読んでもらえても、古い記事は埋もれていくだけですから当然ですよね。でも、そんな古い記事も再び脚光を浴びることができるのがブログの面白さでもあります。

リライトをすれば検索に引っかかりやすくなる

埋もれてしまった古い記事に、再び脚光を浴びさせる方法がリライトです。簡単にいえば書き直しですが、基本的な部分は変えずに古い情報を更新し、足りない情報を付け加える作業です。これをするだけで、この記事が検索に引っかかりやすくなります。

ただし、どんな記事でも片っ端からリライトしていけばいいというわけではありません。大事なのはニーズのある記事をリライトするということです。誰も検索していない記事をいくらリライトしても埋もれたままです。

たくさんの人が必要としている情報だけど、何らかの理由で埋もれてしまっている場合には、リライトによって必要としている人に届けることができます。ただし、埋もれているのには必ず理由があります。

  • 情報量が少なすぎる
  • 情報が古くて間違っている
  • 競合サイトが多すぎる
  • キーワードが文章の中に不足している

他にも理由はありますが、ほとんどのケースでいずれかが該当します。この中で競合サイトが多すぎるというのは、そこからがんばってもあまり意味はありません。サイトにはドメインパワーというものがあり、ドメインパワーが大きいサイトが作った記事のほうが上位表示されやすく、個人ブログでは太刀打ちできません。

ただ、他の要素はリライトですべて改善できます。文章を見直すことで、検索順位を押し上げて検索ページの1ページ目に持ってくることができれば、アクセス数は増えていきます。

仮に200ページのサイトがあって、1記事で1日に2ページのアクセス数アップがあったなら、400PVも上がることになります。1ヶ月で1.2万PVです。

記事のニーズはGoogle Search Consoleでチェック

ニーズのある記事をリライトすればいいと言われても、どうすればいいのかわからない人もいると思いますので、簡単に説明しておきます。ブログを運営している人は、Google Search Consoleに登録していると思います。

でも使い方がわからないで放置している人も多いかと思います。

すでに登録していれば、メニューにある「検索結果」をクリックしてください。上記のような表が出てくるはずです。これはRUNNING STREET 365で1ヶ月に検索された結果の一部です(すみません検索キーワードは隠しています)。

例えば1番上の検索キーワードですと、1ヶ月に458回検索で表示されて、162回クリックされています。検索順位はの平均は2.5位です。この記事の1位には記事内で紹介している商品のサイトがあるので、1位を狙うのはまず無理ですので、基本的にはリライトしません。

3番めは1762回も表示されているのに、75回しかクリックされていません。順位も7.9位とやや低めです。こういう記事はリライトの対象になります。検索順位で少なくとも3位以内になるように、記事を書き直します。

リライトは内容を濃くすることを考える

リライトするときにはSEOを考慮して書き直しますが、古い情報を見ていると、「キーワードをたくさん盛り込む」みたいな紹介のされ方をしていますが、たくさん盛り込んでも意味はありません。もちろんキーワードが1回しか使われていないのではいけませんが、10〜15くらいあれば十分です。

大事なのはそれよりも、記事内の情報を充実させることです。自分よりも上位表示されている記事で紹介されていることはすべて網羅して、そのうえで自分独自の情報を加えるようにしましょう。

Google検索は、これからどんどん文章の中身重視になります。小手先のテクニックで瞬間的にアクセス数を増やしても、数年後にはまた埋もれてしまいます。

  1. 古い情報を更新する
  2. 間違っている情報を修正する
  3. 文章の構成を見直す
  4. 足りていない情報を付け加える

基本的な流れはこのようになっています。ライターごとにやり方が違うので、絶対ではありません。ただ、やるべきことは同じです。かなりたくさんあるようですが、1記事のリライトに30分もかかりません。記事を1つ作成する間に2〜3記事のリライトができます。

すでにアップされている記事ですので、新規記事に比べて反応が早く、早ければ数日で検索順位が上がりアクセス数もアップします。内容も充実しているので満足度も上がるというわけです。

まとめ

情報発信が紙媒体だった時代、情報は1度生み出されると、そこから修正することができませんでした。このため情報がどんどん古くなり、数年前の記事などは誰も読むことがないのがあたり前でした。

ところが、ブログなどのインターネット記事は書き直しができます。いつでも最新の情報にアップデートできるので、1度書いた記事の賞味期限を限界まで延ばすことができます。それも確実にアクセス数が増える記事がわかっているので、効率よくリライトできます。

正直面倒な作業ですが、これをしないと個人ブログでアクセス数を上げ続けるのは無理です。人を惹きつける文章を書き続けられるなら別ですが、おそらくほとんどの人はそんな才能はありません。むしろ面倒な作業で他の人があまりしていないからこそ、そこに勝機があります。

自分の書いた記事は、自分の子どものようなものです。書いたら終わりにするのではなく、定期的にリライトしてアップデートを行い、常に誰かに見つけてもらうように心がけましょう。

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