これからの情報発信に求められるもの【個人での情報発信には限界がある】

5月8日に新型コロナウイルスが5類になるということで、コロナ禍が終了することになります。ようやくという思いと、5月8日になったらノーリスクになるわけではないという現実が交錯し、思考がまったく追いついてきません。ただとりあえず春からは、アフターコロナのフェーズになるわけです。

中国はわかりませんが、台湾には何の障壁もなく往来できるわけです。作りかけて放置していた台北の旅行情報サイトの記事をそろそろ増やさなくてはいけません。実際に取材に行くこともあるでしょうし、今年はこれまで以上に忙しくなりそうです。

ただ、どれくらいの人が海外旅行に興味を示してくれるかは未知数。円高ですし、他の国も物価高。それに加えて日本人のパスポート取得率は、約19%しかありません。5人に1人しか海外に行くことがないんです。その全員が海外旅行というわけではなく、仕事の人もいるはず。

そう考えると海外旅行というのは、とてつもなくニッチな世界なんですが、私の場合はたった1人でも「便利なサイト」と思ってもらえるといいので、自分がやらなくてはいけないこととして続けていきます。すでに完成している北京旅人を含め、シリーズ化も考えています。

台湾は「台湾旅人」としてひとつにまとめましたが、中国は地域ごと、たとえば香港や上海なども作れます。あまり気持ちが上がりませんが、若者に人気のソウルもありですね。私が引退するときに、小遣いくらい稼げるようになっていればいいので、楽しみながらコツコツと。

世の中の流れは動画に向いていますが、これからはブログと動画のハイブリッドだと考えています。動画というのはコンテンツのひとつであり、そこだけで完結していると広がらないし、そもそも動画だけで10〜20年稼げる人もほんのひと握りだけ。これからは動画をやっていた人も文章が必要になります。

これからは総合コンテンツの時代になるのは間違いありません。それを個人で手を出すべきかどうかはまた別問題なんですが、ブログがあって、動画があって、SNSもある。それがすべて一貫性がある総合コンテンツが生き残っていける道。そういう意味では、このブログは生き残れない側。

もっともこのブログは稼ぐためのものではないので、生き残れるかどうかは自分次第ですけどね。私が言いたいのは集客の話で、集客をするには、ブログだけでもダメですし、動画だけでもいけません。もちろんSNSだけでも足りません。

これを個人でやろうと思うと、ものすごくニッチな世界を狙うことになります。たとえば「プロ野球」みたいな大きなテーマで、ブログも動画もSNSも1人で全部やるなんてことは不可能です。できたとしても、内容が薄っぺらいものになり人気は出ません。

個人で攻めるなら「代打」くらい絞って情報を発信していくこと。あくまでもたとえばの話ですよ。代打をキーワードにしたら、人気のサイトになるというわけではありません。それくらいニッチなところをターゲットにしなければ大手には敵わないという話です。

もしくは誰もやっていないことをやる。自分で不便だなと感じていることを解決する。そういう情報発信をしていくこと。ただコンテンツの種類を増やすことが求められます。そうなると1人でやるよりも、コンテンツごとのスペシャリストがチームを作るのが手っ取り早いかもしれません。

もちろん私は1人でコツコツやりますけどね。まずは台北旅人。せっかくなので初めての国内版ということで、札幌旅人を作るのもいいかもしれません。すべて合わせて50サイトくらいあると私の老後も安泰……なんてそんな甘い話はないのでしょうけどね。

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