
朝起きて恐る恐るXiaomiの体重計に乗ってみる。表示される数字は「55.8」。ランニング中心の生活をしていた頃の安定体重は53kgなので、約3kg増えたことに。狙い通りの体重になっていることの喜びと以前のように走れないことへの不安が混ざり合う。
そんな朝を迎えたのは、愛媛マラソンに向けての準備を始めたから。体重を測ることで、増量への不安に負けて、体重を落とそうとしてしまう可能性があったので、もう何ヶ月も体重を測っていませんでした。でと、体がしっかりしてきたので、そろそろいいかなと。
57kgが私の適性体重ですので、まだ少し余裕がありますが、それでもランナーではあるので、これくらいがちょうどいいのかなと。ただ、この体重でサブ3.5は無理です。そんなのやってみないとわからないと思うかもしれませんが、それは大きな勘違い。
マラソンのタイムは体重で決まります。少なくともフルマラソンのタイムが3〜4時間くらいの走力だと、レースでのミスや体調不良を除けば、体重がそのままタイムにつながります。マラソンとはそういうスポーツで、気合や根性など関係ありません。
体重が軽すぎるのはよくないと聞いたことがあるかもしれませんが、それは適性体重の80%程度しかないトップアスリートの世界の話です。適性体重の90%までは、軽さがそのままスピードになります。身もふたもない話ですが、それが事実です。
だから食事管理などをしてきたわけですが、軽さは不健康の入口であり、出力が下がる要因でもあるので、シリアスランナーを卒業した私がまず取り組んでいるのが増量。適性体重で動ける体を目指しています。ただそれは、スピードの低下を意味します。

スピードの低下を防ぐために、技術を高めるための試行錯誤はしています。でもそれには限界があります。いわゆる小手先のテクニックであり、速くなるための本質とは少し離れています。だから現状だと、サブ3.5はかなり難しいのが実情。
そうなるとアスリート枠を失う可能性が高く、そして昨今のマラソン人気からすると抽選落ちする確率はかなり高いと考えています。そろそろ本気で愛媛マラソンに代わる、愛媛県内のマラソン大会を探さなくてはいけません。
それはともかく、今年の愛媛マラソンをどうするか。流石に体重は落としたくありません。そして何よりもトレイルを上手く走れるようになっていたので、トレーニングもロードよりトレイルを走りたい。そうなるとできるのは筋トレだけ。
体重増加を筋トレでカバーする。とはいえ、愛媛マラソンまであと1ヶ月。付け焼き刃の筋トレでどこまで効果が出るのかはわかりません。それでもやらないよりはマシでしょうから、スクワット、ジャンプ、縄跳びは週2ペースで。
走れればそれでいい。若いうちはそれでいいと思います。小さくまとまるよりも、尖った何かを持つことが個性となり、自分の方向性を定めるのに役立ちます。でも、ときどき立ち止まって「それでいいのか」を自問自答することも大切です。
そのときに過去の自分にいつまでもしがみつかないこと。何かを得るには何かを手放さなくてはいけない。私にとってのそれがサブ3.5ランナーであること。もちろんベストを尽くします。運良くクリアできる可能性もゼロではありません。ただ固執はしていません。
