新潟シティマラソン前日。ふと思い立って、越後一宮・弥彦神社(彌彦神社)まで行ってきました。本当は新潟市内をウロウロするつもりだったのですが、なんとなく。ちなみに「いやひこじんじゃ」と呼びます。
でも、この「なんとなく」の感覚を、わたしはかなり大切にしています。直感というほどのものではありませんが、そこに何らかの意味があるのだろうと。そして実際に意味があったんじゃないかなとは思っています。
なぜなら、ちょっと不思議な体験をすることになったので。いったいどんな体験だったのか、その内容についてお話するとしましょう。
弥彦駅を降りた瞬間に圧倒される
思いつきで弥彦神社に行くのを決めたので、まさか1時間に1本しか電車がないなんて思いもしませんでしたこういうところが田舎とはいえ首都圏で暮らしている人間のよろしくない感覚。便利であることを知らず知らずのうちに当たり前のように感じているんでしょうね。
結果的には弥彦には1時間20分しか滞在できませんでした。しかも、お店の多くは夕方に閉まりはじめて、マラソン遠征で観光地に行くたびに同じような経験をしてるのですが、いっこうに学ぶ気配なし……
地方の観光地は閉店が早いんですよね。
それでも、弥彦神社に行って良かったなとは思います。駅を降りた瞬間に圧倒されるような気配。あれだけ威圧感のある土地は初めてでした。弥彦山が御神体なのでしょうか。ちょっと逃げ出したくなるような気持ちになりましたが、なぜか弥彦神社に入ったら、その気配がきれいに消えていました。
何かに守られている弥彦神社
いつも言っていることですが、わたしはスピリチュアルとかはよく分かりません。興味もありませんが、こういう経験はよくあります。もちろん霊感もありません。
「今日は山の神様が不機嫌だな」とか感じることは度々あります。走っているときにそう感じたら、目的地が目の前であっても引き返します。理由はありません。
お腹が空いたら何かを食べるのと同じくらいの感覚で、山の神様が怒っていると感じたら、そっと引き返すわけです。そこに理屈や理由なんてものはありません。
今回の弥彦神社はただただ威圧される感じで、伊勢神宮や熱田神宮のように個人的に威圧している感覚はありません(わたしはなぜか伊勢神宮と熱田神宮に入ると気分が悪くなります)。ただそこに山があるだけで、重い空気になっているように感じたので踏ん張りました。
そうしたら、弥彦神社の敷地に入ったらすっと軽くなったわけです。不思議です。
本当にそういうものがあるのかどうかは知りませんが、結界のような何かがあるのかもしれません。ちなみに弥彦神社はパワースポットとしても知られているとのこと。どんなパワーがあるのかは知りませんが。
不思議な「重軽の石」
越後一宮である弥彦神社に「明日走らせてもらいます」と挨拶をして、境内を少し散策しました。そこで見つけたのが重軽の石。
持ち上げて重いと感じたら願いは叶わず、軽いと感じたら成就するとのこと。
そんなことは知らずに、願いも込めずにただ持ち上げただけですが、重くは……ない。列に並んでる他の人は「重くて無理」って言ってましたが、願わなかったから軽かったのかな?
ただ、なんとなく自分自身に力が満ちている感覚があったので、やっぱり弥彦神社に来て、わたしの中に何か変化があったのかもしれません。弥彦神社の祭神は天香山命(あめのかぐやまのみこと)で天照大御神のひ孫にあたるのだとか。
気に入ってもらえたのかもしれませんね。天香山命は女性だったという話も聞くので悪い気はしません。
新潟に行くにあたって、もしかしたら必要以上に何かを背負っていて、それを取り除いてくれたのかな?なんて思ったりしましたが、いずれにしても直感に従って行ってよかったのかな。
そのあとは弥彦神社を出ても威圧感を感じることもなく、新潟駅に戻ることができました。
そんな不思議な経験をしたので、マラソン前の記事として書いてみました。何の参考にもならないかと思いますが、新潟マラソンに来ることがあれば、弥彦神社も行ってみるといいかもですよ。
ちなみに、弥彦神社の不思議としては次のようなものがあります。
- 二礼四拍手一礼
- 弥彦山の高さはスカイツリーと同じ634m
- 鳥居が6cm浮いている
- 重軽の石
- 神様が渡る玉の橋
玉の橋はちゃんと見てませんでしたし、弥彦山の山頂にも行って天香山命にも挨拶をしておきたいところです。今度はゆっくりしたいので、マラソンでないときにでも来ようかな。
弥彦神社へのアクセス
弥彦線・弥彦駅より約1km(徒歩15分)
上越新幹線
燕三条駅で弥彦線に乗換→弥彦駅
信越本線
東三条駅もしくは越後線吉田駅で弥彦線に乗換→弥彦駅
タクシー
燕三条駅:約13km(約30分)
東三条駅:約18km (約40分)
吉田駅:約5km(約10分)
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