
2日に物流のアルバイトに出たら、社員の方に「駅伝は見なくていいの?」と聞かれました。私が走って通勤していることはみんな知っているので、「ランナー=駅伝好き」という印象から、働いている場合ではないのでは?と心配してくれたのでしょう。
その方を含め、他の社員の方もみんな箱根駅伝が好きなようで、休憩時間中も順位について盛り上がっていました。そういう私は、正直なところ箱根駅伝どころかニューイヤー駅伝にも興味がありません。仕事の関係で視聴する年もありますが、最初から最後まで見るなんてことはしません。
マラソンもそうなのですが、さすがに画面に表示されていれば見てしまいます。そこから学ぶことがたくさんあるのと、ひとつのことに集中してしまうタイプなので、駅伝を見ながら記事を書くみたいなことができません。
ランニングメーカーの取材で、ときどき大学駅伝の選手が出演することがあり、そのときは決まって「個別取材は……」と聞かれますが、興味がないのとRUNNING STREET 365の記事とは色が違うので、ほぼ100%断っています。
平林選手が国士舘大学の学生だったときに、アディダスさん(もしくは広告代理店)からの強い要望で1度だけインタビューしたことがありますが、そのあとの箱根駅伝すら見ていません。なので、ランニングの情報発信をしながらも、なぜここまで箱根駅伝が盛り上がるのか、いまいちわかっていません。
盛り上がるためにメーカーがかなりの投資をしていることはわかります。メーカーにとっては1年の売上を左右するといっても過言ではないくらい箱根駅伝は重要です。今年もアディダスが強さを発揮したものの、プーマも存在感を示したということろでしょうか。

走るのは選手であり、シューズがどこのメーカーだろうと関係ないという人もいますが、現実的にはシューズメーカーが力を入れているから箱根駅伝は盛り上がります。今回は青山学院大学が優勝し、準優勝が国士舘大学。アディダスにしてみれば理想の形になり、2026年も多くのランナーが選ぶことになります。
駅伝には興味ありませんが、そういうことには興味があります。駅伝とランニング業界は常に連動しており、少なくとも日本国内において箱根駅伝はオリンピック以上の影響力があります。だから、やっぱり視聴すべきなのでしょうが、そこに楽しさを見つけられないので仕方ありません。
自分の出身校が出たり、個人的に親しい選手が出場したりするなら話は違うのかもしれません。私にはまず取っ掛かりがないわけです。そして陸上競技出身でもありません。そういう意味では高校サッカーのほうが興味がありますが、もうハイライトで十分です。
結局のところ私は個人主義であり、チームスポーツよりも個人が好き。そして他人よりも自分が好きで、他人に対する興味が薄いというのが最も影響しているのかもしれません。そういう自分が嫌いなわけでもなく、むしろ自らそうなる道を進んできたので、駅伝を楽しめないことを残念とは思いません。
やはり自分以外の人が走っているのを見ているなら、自分で走りに行きたい。自宅で配信を見るくらいなら記事を1本でも仕上げたい。どこまでいっても自己中心的な自分でしかいられません。もう50歳になったにもかかわらず。
誰かを応援するほど余裕がない。それもあるような気がします。それがネガティブなものなのか、それとも個性なのかはわかりません。ただ、これからもしばらくは箱根駅伝に興味を持たないことは確実で、でもそれはそれでありなのかなと。
