
万里の長城マラソンのエントリー数が30人を超えました。コロナ禍以降で最大の人数で、今の日中関係を考えると驚きの人数です。日中関係の悪化で積極的な募集をかけなかったにも関わらず、これだけの人数が集まったのはRUNNING STREET 365とこのサイトの広告が大きかったのかもしれません。
記事の中に万里の長城マラソンの広告を入れ、それを鬱陶しいと言われようが続けた結果、想定以上のエントリーをいただきました。ただ、喜びすぎてもいられません。10人くらいを想定して、イベントなどを組んでいたので、ここからが大変です。
実際に過去の大会も30人を超えたあたりから参加者とのコミュニケーション不足を感じるようになり、そこからは毎年参加してくれているリピーターの方の力を借りて乗り切ってきましたが、今は私が1人で踏ん張る必要があります。
もちろん、現地のボランティアスタッフは当時よりもさらに頼りになる存在ですし、代表の朱さんもサポートしてくれます。ただ、マンパワーとして1人でできることは限られています。30人に受付票を送るだけでも大変な作業になります。
これについては、AIを導入できないか検討しようかと。リストを読み込んで、そこから受付票を作成するくらい、AIを使えばあっという間にできてしまうはずです。まだ参加者が爆発的になっていない今のうちに、テストしておいたほうがいいかもしれません。
来年や今年の秋には50名以上のエントリーも考えられるので。スポーツエントリーを使って募集をかければ50名は超えますし、RUNNET でエントリーできれば100名を超える可能性があります。日中関係が改善されれば安定して100名規模になるはずです。

興味深いのは女性の参加者が多いということと、短い距離のエントリーが多いということ。以前はコースが厳しいことから、シリアスランナーが多かったのですが、パンデミックを経て「北京旅行と合わせて」という方が増えているのかもしれません。
また、日中関係についても、私が思っているほど心配していないのかもしれません。日本に観光で来る中国人が減っているのが、反対に中国へのイメージを改善させている可能性もあります。私が中国にハマった頃のように、「よく知らない」から興味が湧く状態。
そうなると、とにかく北京を楽しんでもらいたいところ。そのためには受付票にプラスして出している情報をもう少し充実させたほうがいいかもしれません。たとえばホテル周辺のスポット。「ここに行くといい」を掲載しておけば、ちょっとした時間に北京の日常を感じられます。
大きな観光スポットはガイドブックにいくらでも掲載されていますが、それだけでは北京の魅力の半分くらいしか伝わりません。美味しいお店を見つけるのも大変です。それをサポートすることで、北京をもっと好きになってもらいたい。
私が万里の長城マラソン日本事務局をしている理由のひとつに、日中友好を促進させたいという思いがあります。国同士がどうであれ、個人においては良い関係を維持したい。そのためにはおいしお物を食べ、美しい北京を体感してもらうのがベストです。
今年の万里の長城マラソンは久しぶりに忙しくなりそうです。もしかしたら以前のようにトラブル多発の大会になるかもしれません。きっと日本人以外の参加者も増えるはずなので。それでも楽しかったと言ってもらえるように、とにかくベストを尽くします。
