音声入力: ライティングの新しい可能性

文字入力するのに音声入力を使っている人がいると聞いて、 あまりしっくり来ていなかったのですが、 データ入力関係の仕事を行ったところ、 想像していた以上に便利で今になっていろいろ試しています。例えば、この文章は音声入力を使って書いています。

慣れていないこともあり、あまりスムーズとは言えませんが、キーボードを打つよりも早く、 思考を脳内で変換する必要もないという意味で想像していた以上に面白いテクノロジーだと感じています。実際に仕事で使えるレベルではありませんが、 半年も続けていけば、これまでと違う未来が見えてくるかもしれません。

仕事で使ったのは電話番号の入力。例えばウェブ上に画像で掲載してある電話番号を、excelに書き写す作業なのですが、 若い頃は電話番号位はすぐに暗記できたのですが、この年になると頭で覚えて、書き写すまでに間違った変換を してしまい、誤記入することも珍しくありません。


ところが音声入力の場合、数字を読み上げていけばそのまま入力されます。 そこに覚えるという作業がなくなっているわけです。 同じように気温をウェブから読み取り表に書き写すという作業をする時も数字を覚える必要がありません。これがいいことなのかどうかは分かりませんが、画期的であることには間違いありません。

もし、文章を書くように話せるようになったなら、文章作成はほぼ音声入力で完結します。 驚いたことにここまで500文字近く、音声入力をしたところで、誤変換されたのは一度だけです。 ChatGPTに驚かされましたが、この音声入力もライティングを大きく変える可能性があります。

読めるレベルの文章を音声入力で作るには、ある程度のトレーニングを積む必要があります。 ただそれは思考のトレーニングにもなり、 より論理的に物事を考えられるようになるかもしれません。 これまでと全く違うアプローチをすることで、脳が活性化する。ちょっとだけワクワクします。


ライティングもそうですが、こういうのはとにかく量をこなす必要があります。私がライティングの仕事を始めた時、1日20,000文字が1つのノルマでした。その結果、仕事になるレベルにまで成長したわけですが、文字入力もそれと同じくらいの量をこなす必要があります。

というわけで、しばらくこのブログも特別な理由がない限り、音声入力で作成してみようと思います。このため、しばらくは読みづらい内容になるかもしれません。おそらくリズム感のない文章になるような気がします。読んでいて、変なところで詰まったり、面白さが欠けていたり。ただの文字の羅列になって しまう可能性があります。

でもそれは成長していく過程で必要なことであり、これからAIと競い合うライターとして避けては通れない技術の1つではないかと考えています。半年後、「文章をキーボードで書くなんて信じられない」 そんなことを言っているかもしれません。


おそらく音声入力で文章書き続けるだけではトレーニングになりません。既に書かれている文章を音読する。そんなトレーニングもしていくことになります。 その副産物として、話が面白い人になるかもしれないという期待もあります。

さらに、突き詰めていくと 外国語のトレーニングも音声入力でできるようになります。発音が合っていなければ 正しく文章変換されません。 万里の長城マラソンでたくさんの外国人と話をして、英語が話せることの大切さを強く感じました。ただ、これまでと同じ勉強方法では成長に限界があります。

音声入力という技術が語学習得の新しいアプローチ方法になる。音声入力でライティングができるよりも、個人的にはそちらの方が楽しみだったりします。ChatGPTと音声入力、この2つを突き詰めていけば、自分が思っていたのと違う未来が見えてきます。 やはり何でも試してみることが大切ですね。

結局最後まで音声入力で書き切ってしまいました。読みづらい内容が続くかと思いますが、しばらくお付き合いください。

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