大雪:積雪でマラソン大会が中止になることを再認識した話

選挙当日に大雪。これがどう影響するかは知りませんし興味もありませんが、影響があるのは間違いなく、こういうのを「天命」と言うのかもしれません。もしくは神様のいたずら。自然現象という思い通りにならないものがあるから、人生はいつだって不確実だったりします。

さいたまマラソンも大雪で中止。朝起きてすぐに中止の告知を見たときに「またまた大袈裟な」と思ってカーテンを開いたら、鶴巻温泉にしては珍しい白銀の世界。これはマラソン大会どころではないなと。走れなかった人はモヤモヤが続いているのでしょうが。

雪が降るくらいなら問題なくても、積もっているとなると話は別です。かつて青梅マラソンが地元の人たちで雪かきをして開催に間に合わせたという逸話がありますが、あれはワンウェイの折り返しコースだからできたこと(それでもすごすぎることですが)。


大雪といえば、愛媛マラソン直前に大雪となり、フライトがキャンセルされたことがあります。急いで新幹線に乗って、岡山乗り換えで松山まで特急列車で移動した記憶。前日受付終了直前に滑り込みました(よく考えたら当日受付もあったような気がしますが)。

また、九度山で走ったハーフマラソンは雪の中での開催。走っても走っても体が温まらなかった記憶。まだマラソン歴も浅かったので防寒意識も低かったような気がします。今なら背中とお腹にホッカイロ貼って寒さ対策するのですが。

雪でのトラブルや失敗はあれど、マラソン大会が中止になったことがないのは幸運だったのでしょう。マラソン大会が集中する2〜3月は大雪になることが多い時期。でも、20年のラン歴で1度も中止になってないのはなかなかの強運かもしれません。

ただ、天気ばかりは誰も予想できないので、たとえ今年の東京マラソンが大雪にならないとは限りません。当然その可能性は頭に入れていますが、仮に中止になったら、その後処理がとんでもないことになりそうだなと。もちろん私ではなく、大会事務局がという意味で。

スポンサーや選手とは契約という形でトラブルにつながらないようにしているのでしょうが、それでも不平不満は必ず出てきます。影響も小さくなく、関係者はその後の説明やお詫びの挨拶でしばらく多忙になるはずです。自分たちが悪いわけでもないのに。

そう思うと、マラソン運営というのはなかなか大変なお仕事です。東京マラソンの場合、東京都の職員だけでなく、さまざま組織から人が集まっています。それぞれに思惑があるから簡単にはまとまらない。そもそも中止の判断すら難しいところです。


今回のように、走れないほど積もっていたら選択肢はひとつしかありませんが、積もるかもという予報だったらどうしようもありません。どう決断しても、全員がハッピーになれるわけではない。それでも責任を持って決めなくてはいけないわけです。

規模はまったく異なりますが、私も万里の長城マラソンの運営として、それなりに決断を下さなくてはいけません。それこそ身銭を切ることもあります。いや、身銭で解決できるなら問題ありません。もっとも避けなくてはいけないのが信頼を失うことです。

マラソン大会の中止の場合、信頼を失うこと自体は避けられません(理不尽ですが)。ただ、それを最小限に抑えることが大切。さいたまマラソンや他の大会、イベントがどうやって後処理を行うのか、そこからしっかり学びたいところです。

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