目的:秋の万里の長城マラソンに向けて出発

今週末は秋の万里の長城マラソンがあり、その準備に忙殺されていました。今回は150名のランナーが世界中から集まるということもあり、受付をもっとスムーズにしたいなと。毎回、受付開始時間前からランナーが並び始めて、あたふたしてスタートするので、今夜のうちに準備をしておくつもりです。

どこまでスマートにできるのかは分かりませんが、毎年行き当たりばったりなので、少しでも対策をしておけば、しっかりした大会という印象を持ってもらえるかなと。いわゆるアットホームなローカル大会なので、ある程度の緩さも必要ですが。

ランナーは万里の長城を走るという特別な体験をしに北京までやってきます。私はもう万里の長城に慣れすぎているので、正直なところその存在に感動することもなく、走る喜びよりは、いかにして参加者に楽しんでもらうかの気持ちの方が強くなっています。


それでもランナーとして参加するのは、ランナーとして参加したほうが思いがけないシーンを目撃できて、それを写真に収めることができるからです。万里の長城マラソンは撮影した写真をすべて参加者に共有しており、それが宣伝効果にもなっています。

SNS時代なので、写真を提供できれば、それをSNSに上げてくれます。それを見た他の人が興味を示してエントリーしてくれる。その流れを作り出すために撮影するのも私の役割です。もっとも、そこまで深い理由ではなくただ喜んでもらいたいだけなのですが。

どうすれば満足度が上がるのか。これは永遠の課題であり、それを掴めば万里の長城マラソンもさらなる飛躍が期待できます。まだまだ至らない部分が多くて、でも参加者の優しさに支えられて何とか前に進んでいるのが実情。そこに甘えていてはダメだなと。

基本的には「万里の長城マラソンを楽しんでもらう」「北京や中国への関心が高まってくれる」この2つが万里の長城マラソン日本事務局の役割だと考えています。この2つの軸さえしっかりしていれば、日本人参加者は間違いなく増えていきます。

実際に昨年の秋大会と比べて大幅に参加者が増えています。三連休でもない、ただの週末に万里の長城を走るために日本からランナーがやってくるわけです。これは本当にすごいことであり、それだけ万里の長城に魅力があるということ。ただ、私がそれをまだ活かしきれていません。

20名の参加者がいるということは、少なく見積もっても100名は検討したか、検討しかけたはずです。RUNNING STREET 365の記事に毎回バナー広告を出していたので、万里の長城マラソンの知名度だけは、ローカルなマラソン大会よりもあります。


あとは心理的な不安を上回るワクワク感を提供したり、具体的なイメージができるようにしたりすることで、参加者はもっと増えると確信しています。来年の春はGWのスケジュールがいいらしく、私がしっかり集客すれば50名以上の日本人ランナーが集まります。

ただ営業も集客も得意ではないので、マーケティングの勉強も少しずつ始めています。これまでほとんどやっていないので、伸び代はたくさんあるはずです。そして何よりも、先のことよりもまずは秋大会にやってきた参加者に楽しんでもらうこと。

「春も走りたい」そう思ってもらえるのが理想。実際にエントリーするかどうかは別として、少なくともそう思えるくらいの体験をしてもらうことが集客につながると信じています。そのためにはまずスマートな受付から。150名くらいの参加者であたふたしてるようでは困りますので。

著:オウェイン・サービス, 著:ローリー・ギャラガー, 翻訳:国枝成美
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