転機:日中関係の悪化が私にもたらすもの

2012年に日中関係が悪化したことが、私の人生の大きな転機になりました。あのとき日中関係が悪くなったことで、万里の長城マラソン日本事務局を引き受けることになり、そして数年後に会社を辞めて独立しました。人生は思わぬきっかけで大きく変わるものです。

そして13年経過した2025年。そのときにと同じくらいの衝撃で、日中関係が悪化しています。あの頃と違うのは、現時点では中国の一般市民が反日思想になっていないということ。それどころか、むしろ親日に近い感情を持つ人も増えています。

前回は「訪中は危ない」という空気感がありましたが、今回はそこまでではありません。もっとも、そもそも中国に行ってみたいという人は限られているので、プラスに作用することはありません。そして、国同士の主導権争いになっているので長期化する可能性はあります。


最悪の展開としては、中国への渡航ができなくなることが考えられますが、前回はそのリスクはなく、むしろ中国政府はオープンに日本人を受け入れていました。でも今回は戦略的に受け入れを止める可能性も考えられます。そうなると私のサイトのうちのひとつ「北京旅人」はアクセスが止まります。

ただ、世の中は常に裏表で、良いことと悪いことはセットでやってきます。日中関係の悪化により、ここから大きな流れになるのは「台湾」という存在。台湾はいち早く「日本支援」を掲げ、パフォーマンスもありますが、存在感を示しています。

その結果、まず間違いなく台湾ブームが起こります。これから数年かけて、日本から台湾に観光に出かける人が増えるのは確定と言っても過言ではありません。そして台湾はそもそも日本人には居心地のいい場所なので、口コミを含めて台湾の良い評価が広まります。

そうなると台湾旅人のサイトが重要になります。台湾旅人は台湾旅行初心者が情報収集するためのサイトで、旅行ガイドとしての役割を持たそうとしています。トップページを目次にして、記事を探しやすくしており、何度も訪れてくれるような構造を意識してデザインしています。

ただ、まだ記事数が少ないので、検索順位も低く、思ったほどは集客できていません。だからいま焦って記事作成を再開しています。目標は100記事ですが、大事なのは「役に立つ」こと。AIを使ってチャチャっと記事を作るわけにはいきません。

記事を書くというのは思いのほか時間がかかる作業になります。書くことだけなら1時間2000文字くらい書けますが、情報の正確性を担保するためのチェックや、そもそもの情報収集にも時間がかかります。他の人がそれをしなくて済むようにサイトを作るわけですから当然です。


ただ、これも転機になるような気がしています。ここで理想とするサイトを作ることができれば、これから10年の私の新しい立ち位置ができます。そして日中関係が回復したときには、私は北京と台湾、そして日本もいう3つの柱を持つことができます。

そのためには台湾旅人だけでなく、さらに踏み込んだ何かを持ちたいところですが、こればっかりは運命のようなものに頼るしかありません。ただ、台湾旅人の取材などで台湾を訪れるうちにそれと出会うのだと思います。転機はそうやって訪れるものなので。

果報は寝て待て。これが私のスタイル。自ら売り込みに行くようなことはしません。それが悪いというのではなく、自分には合っていないというだけ。自ら呼び込まなくても、やるべきことは向こう側からやってきます。そうでないことはきっとやるべきことではないので。

著:康凱爾
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