肋骨骨折疑惑:ケガを前向きに考える

高校3年の夏休み。これから最後の夏だから、しっかりトレーニングを積んでサッカー選手としてステップアップしようと思っていたのに、練習初日の紅白戦で肋骨骨折。結局、夏休みのほとんどを筋トレとジョギングで費やすことになりました。あの夏、骨折をしていなければ違った未来もあった気もします。

ただ、プロのサッカー選手になれなかったことが今の自分に繋がっているなら、肋骨骨折は運命みたいなものなのかなと思ったり。夢を叶えるだけが人生ではなく、むしろ夢を叶えられる人はひと握りで、しかも一瞬のこと。長い人生においては経験のひとつでしかありません。

むしろ、サッカー選手になれなかったという経験を得ているわけで、嘆くことでもなければ、「こうしていれば」と後悔するようなことでもありません。どんな経験も糧にして前に進む。いや、足踏みしていてもいいんです。大事なのはしっかりと前を見つめること。


唐突に何の話をしてるのかと思うかもしれませんが、どうやら太郎坊チャレンジで肋骨を痛めたようです。おそらく骨折か少なくともヒビは入っています。階段を駆け上がって肋骨を傷めるなんてことがあるの?と思うかもしれませんが、これまでの骨折経験からすると、ほぼ間違いありません。

病院に行くべきなのかもしれませんが、病院に行っても治るわけでもなく、とりあえず痛みが引くまでランニングはやめておきます。少し走ってみたのですが、全力でなければ走れます。でも着地の振動が明らかに骨に響いているので、ここからしばらくは筋トレのみ。

万里の長城マラソンをどうするかはその日の痛み次第ですが、ハーフマラソンなので撮影しながらゆっくり時間をかけて歩けばいいかなと。おそらく折れてはいなくて、ヒビ程度なので2週間もすれば痛みは引くはずです。そうなれば天童はしっかり走れる可能性はあります。


ついてないなと思いはしますが、そもそも筋力不足を感じていたのも事実なので、ここで1度筋トレで出力を上げておこうと思います。そういう意味ではいいきっかけになりました。ここで出力を上げて12月に少し走り込みをして1月は調整という感じで愛媛マラソンに挑みます。

マラソンは42.195kmの中にドラマがあると言われていますが、準備が重要なスポーツでもあるので、準備段階にも様々なドラマがあります。順調に1年や半年という期間を過ごせるほうが少なく、何らかのトラブルはどうしたって起きるものです。

階段を駆け上がって肋骨を傷めるなんて誰が想像するでしょうか。でも現実として見事なくらい傷めているわけです。もしかしたら骨ではなく筋肉系のトラブルである可能性もありますが、いずれにしても走っては行けないと感じるくらい痛く、そして痛みが引きません。


この状態からどうやって回復するのか。どうやってマイナスをプラスにするのか。それも含めてマラソンだと私は思っています。準備が100%できなかったとしても、今できるベストを尽くすこと。そしてできなかったことをプラスに変えられるのが強さだと思います。

夏の暑さで走れないなら、チョコザップにこもって距離を積む。チョコザップなら足元が動くので、外を走るよりも淡々と距離を重ねられて、キレのある走りができました。そのうえで夏バテにもならず、プラスになったわけですが、このような創意工夫こそがマラソン。

ただし、あまりにもひどくなるようなら、さすがに病院に行くかもしれません。とはいえまずは自己治癒力でなんとかしてみます。そのためにもたんぱく質をしっかり摂取すること。これから1kgくらい体重が増えるのは許容範囲内。エネルギーを摂って回復に努めます。

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