
8月も終わりに入り、そろそろ愛媛マラソンに向けて始動しなくてはいけない時期になってきました。立ち仕事のアルバイトをしているので、筋力も持久力もそれなりに維持できていますが、42km走るための脚づくりはそれとは別に必要です。
今月は通勤ラン以外はまったくしておらず、どれくらい走れるかの確認をするところからなのですが、重い腰を上げた途端に最高気温が大変なことに。とりあえず自宅作業の日にチョコザップで10km走るところから始めるとします。そうすればアルバイトと合わせてそこそこの距離になります。
トレーニングとして走っていないけど、走り方が少し変わりました。地面を押す割合を上げているので、今までよりもストライドが伸びてスピードを出しやすくなっているはずですが、いかんせんレースペースで走っていないのでなんとも言えません。
理屈の上では効率よく走れるようになっているはずなので、以前のように無理に体重を落とさなくてもいいかなと。ただ、マラソンにおいて積み重ねた距離は絶対で、とにかく走っていないと持久力は落ちていきます。月間600kmまでは走ったもの勝ち。
今はその時間を確保できないので、せめて最低ラインとしている月間300kmまでは戻したいところです。そのために通勤ランの時間を伸ばすことも検討中。残業がほとんどないことが前提ですが、駅までの4kmを一駅分伸ばして5〜6kmにしたいところ。
もう少し涼しくなったら、自宅までの20kmを走って帰ったり、少し手前の駅まで走って帰るといったトレーニングも入れていく予定です。職場が遠いなら、それを活かさないのはもったいないので。ただ、気温が30℃を超えるような環境でやることではないので。

酷暑が続くようになって、マラソントレーニングの方法もそろそろ変化しなくてはいけない時代になっている気がします。5km走るくらいなら多少暑くても問題ありませんが、1時間以上走る場合は気温を考えなくてはいけません。脱水は想像以上にダメージが残るので。
ただSNSを見ていると暑い中を走っている人もまだまだ多くて、それに対して「素晴らしい」とか「すごい」とかコメントする人もいて、よろしくないなと思うこともあります。そういうコメントが人の命を削っているという意識がないのでしょう。
SNSに暑い中でも走ったみたいな投稿をするのは、みんなにそれを知ってもらいたいから。そこにコメントをしてもらったら当然嬉しくなってまた暑い中を走るわけです。でも、この気温の中を走るのはそもそもリスクが高く、毎年のように熱中症で倒れている人がいるわけです。
自分は応援しているだけと思うかもしれませんが、それが無意識の悪になっていると認識すべきです。少なくともランナーであるなら。暑い中を走るのは何ひとつとして褒めるべきことではありません。誰かにアピールするようなことでも。
暑い環境で走るのは自由です。自分の意思で命を削っているわけですから、寿命が縮むことを受け入れているわけです。命を削って人生を充実させている。でも、それを周りが煽るのは違うかなと。もっとも本人は煽っている意識もないのでしょうが。
ずっと言い続けていることですが、真夏の日中に走るのは愚かなことだという認識をもっと業界全体で広めていくべき。それでも走る人を止めたりはしませんが、SNS投稿にいいねを押したりコメントしたりはしない。褒める要素などひとつもないのですから。
