造血:ステアクライミングのために赤血球を増やす

階段を速く駈け上るのに必要な能力は何か?太郎坊チャレンジで1分を切るためには、まずその問いに対して、理論的な正解を見つける必要があります。限られた時間の中でがむしゃらにトレーニングしたところでチャレンジ失敗となるのは目に見えていますので。

方向性を間違えないためにも理論はとても大切です。では、階段を駆け上がる能力で必要なものは何か。最も重要な要素は、やはり筋力だと私は考えています。筋力がなければスピードを出すことはできません。それと同じくらい大切なのは体重。

ただ、体重に関しては基本的に無頓着でいるつもりです。フルマラソンでそれをやらないと決めたのに、ステアクライミングだからいいというわけにはいきません。最終的に痩せるしかないとなったら話は別ですが、最初から体重を落とすことはしません。


次に大切なのが赤血球の多さ。階段を駆け上がって、途中で足が動かなくなるのは、酸素が足りていないからです。だから、より多くの酸素を運べる体を目指す必要があります。アプローチの仕方は2つあって、ひとつは常時赤血球を増やしておくこと。もうひとつは、レース前にブーストをかけるという方法です。

前者は食事の改善が基本となり、造血作用を期待できる鉄分やビタミンを積極的に摂る食生活を目指します。赤血球の材料であるタンパク質も必要になります。それに加えて、造血作用を期待できるアサイーも摂っておきたいところ。とにかく赤血球を増やします。

常時多血な状態になれば、疲労回復も早められます。疲労回復が早まれば、トレーニングの負荷も上げられます。もちろん多血症になってはいけませんが、鉄分を摂りすぎて多血症になったなんて話は聞いたことがないので、その辺りは問題ないはず(もっと調べますが)。

レース前にブーストをかけるのに有効なのは高地トレーニング。標高の高い場所で合宿して、赤血球を増やして挑めば、酸欠になるのを遅らせることができます。最近は低酸素ジムなどがあるので、わざわざ高地に行がなくても、ブーストをかけられます。

本当にブーストをかけられるのか、どれくらい効果があるのかは事前に確認しておく必要があります。ただ、低酸素環境での調整方法というのはすでにたくさんの知見が公開されており、そこまで難易度は高くありません。どちらかといえば、私の場合は1週間以上の休みを確保できるかのほうが問題です。

いずれにしても血液を増やすというのが目先でやるべきことのひとつです。すぐにできることとしてアサイーを購入。あとはできるだけレバーを食べること。体づくりに必要なタンパク質を補うために、プロテインも再開しなくてはいけません。


あとは練習場所の確保が必須。太郎坊チャレンジのように379段は必要ないにしても、ホームとなるそれなりに長い階段がないと、成長を確認することができません。小田原に100段くらいの階段があり、大雄山最乗寺には350段の階段があるらしく、仮想太郎坊にぴったりです。

1度は太郎坊の現地調査も必要になりますが、トレーニングは大雄山最乗寺を利用させてもらおうかと思います。まずは現状でどれくらいのタイムがかかるのかを確認。そして、ここで1分を切れるイメージを作ってみます。それが絶望的な目標なのかどうか知っておくのは大切なことです。

そして普段のジョグも少し質を上げていくことにします。特に通勤ランはダラダラしがちなのですが、もう少しキレのある走りになるよう心がけるとします。ここをしっかりやれていないのに結果を求めるというのはおかしな話ですので。まずは普段のジョグから変えていきます。

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