原宿は建物の位置関係がやや複雑なところがあり、ひとつの建物に入るのに目的地によって入り口が違うということがよくあります。久しぶりの配達というのもあって、それを完全に忘れてて、届け先が見つからずウロウロ。そしたら、そのビルで働いているであろう若い2人の女の子が声をかけてくれました。
困った顔をするのが上手いとよく言われますが、そのときも困った顔をしていたのでしょう。結局届け先はその2人にもわからなかったのですが、あのように声をかけてくれるということがシンプルに嬉しく、そして声をかけてもらいやすい見た目って大事だなと。
私はUberEatsの配達の服装にはこだわるべきと言い続けていますが、清潔感のある服装やオシャレな服装をしていると、こういうことが起きるわけです。偶然?と思うかもしれませんが、原宿というのはオシャレさんには優しい街ですが、ダサい人には厳しい街。
大学時代は近寄ることもできない場所のひとつでした。今もその遺伝子は受け継がれていて、ちゃんとした個性的な服装をしていれば、UberEatsの配達中でも街に馴染むので、多少混雑している道でも迷惑がられません。この街で働いている人として認識されているわけです。
そういえば昨日は竹下通りでよく見かける黒人の方にぶつかりそうになったのですが、あちらから「すみません」と謝られました。見た目はなかなかイカつい人なので、これまで少し遠目に見るだけでしたが、彼も私のことをなんとなく、原宿で働く仲間として認めてくれたのかもしれません。
服装というのはとても面倒で、UberEatsの配達などはとにかく無個性であるほうが便利です。仕事はお弁当を届けるだけなので、おしゃれである必要はなく、シンプルで清潔感さえあればいいのですが、それだと街の一部になることはできません。溶け込むことはできますが。
もっとも、どの街でもおしゃれである必要はありません。例えば新宿から初台方面をエリアにしてる人は、出来るだけ無個性の方がよく、できるだけ目立たない方がいいような気がします。それでも清潔感は必要ですが、個性的なオシャレな服装を選んだところで、誰も評価しません。
私がSOUSOUのシャツを選んでいるのは、それをよしとしてくれるエリアで配達をしているから。もし、銀座をメインにしていたら、また違った服装を選びます。言うまでもありませんが、そこに自分の意見などなく、そうするのがベストだと感じてるから選んでいるだけです。
自分でいうのは何ですが、私は配達員の中ではオシャレに気を遣っているタイプですが、この配達用のシャツを普段着るかと言われたら、まず着ることはありません。何かの撮影があれば衣装として選ぶことはありますが、UberEatsの配達用のシャツは、UberEatsの配達だから着ているだけ。
普段の私はとにかくシンプルな服装を好んで着ています。Tシャツは無印良品のフレンチスリーブだけ。パンツは膝丈にして、ふくらはぎを出すスタイル。夏はもう何年もその服装だけしか選んでいません。誰かに見られることも考えておらず、その格好が自分にとって1番楽だから。
突然の来客があっても、まぁ見苦しくはないはず。それくらいの清潔感は大事にしていますが、服装はやっぱりTPOが大切。最近少し悩んでるのが、伊豆宿での服装。袖の短いシャツを着ていますが、ちょっと堅苦しい感じがあり、夏にあまり適していないような。
青と白のボーダーを探しています。これまた、普段着として着ることはまずないデザインですが、なんとなくいいじゃないですか。お客さんもリゾートに来た感じで、リラックスして過ごせる。どこまで崩せるかというのがこの夏の課題。そういうのを考えるのってちょっと好きだったりします。
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